『e電費レポート2014-2015』を発表 OBD IIから取得した全国の電気自動車ビッグデータ解析による利用実態調査報告書(e電費レポート)を発表
株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋 以下、イード)は、マイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」(http://e-nenpi.com/)・日本最大級の自動車総合ニュースサイト「レスポンス」(http://response.jp/)で募った全国の日産リーフオーナーの協力を得て作成した『e電費(イーデンピ)レポート2014-2015』を公開いたします。
「e電費(イーデンピ)」社会実験では、リーフのOBD II端子にスマートフォンアプリ(「e電費」アプリ)と連携可能な専用の通信端末(HKS社製)を装着。スマートフォンアプリを立ち上げていれば、バッテリー残量や電力回生量など、十数項目にわたるリアルタイムの情報が画面上に表示されます。個人情報を除外したうえでクラウドにアップロードされた走行データや電力消費のログデータを分析し、このたびレポートとしてまとめ、発表いたしました。
e電費レポートの調査結果概要および調査票をまとめたサマリー版については、無償で提供いたします。RAWデータ/詳細報告書(約50ページ)のフルパッケージ版については、50万円(税別)にて提供いたします。
なお、次回調査実施は2015年9月を予定しております。
【サマリー版ご希望の方】
下記の e燃費問い合わせフォームより、ご所属・ご連絡先を記入の上、「e電費レポートサマリー版」希望と明記の上、ご送信ください。
【調査概要】
- 目的:
- 次世代のEV開発・ドライビング方法研究のための調査
- 対象:
- 「e電費」モニターにご応募いただいた日産リーフオーナー(合計43名)
- 調査時期:
- 2014年9月4日〜2014年12月9日
- データ取得方法:
- 車両OBD II端子に接続した通信端末から、バッテリー残量や電力回生量など、十数項目にわたるリアルタイムな走行データや電流ログ情報を取得。
- 取得データ数:
- 3,350トリップ
【結果概要】
- 前期型/後期型別では、前期型の平均電費が後期型を上回っている
- カタログ値(フル充電時の走行可能距離÷バッテリー容量)への達成率においても、前期型は107.8%、後期型は89.6%と高水準
- 地域別では四国が最も良く、東海が最も悪い
- 年代別では30代が最も良く、50代が最も悪い
- 時期別では9月が最も良く、12月が最も悪い
- 平均車速別の平均電費は10km/h未満が最も悪く、35~40km/h未満で最も良くなり、それ以上の速度になるにつれて悪くなる傾向にある
- 急発進の回数が多くなるにつれて電費は悪くなる
【e電費レポートイメージ】
■「e燃費」とは
e燃費はクルマの燃費を携帯電話・スマートフォンから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費の計測、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。
またe燃費では、電気自動車(EV)用の充電スタンド検索サービスも提供するとともに、全国の燃料電池車(FCV)向け水素ステーションデータベースも公開しています。
e燃費は今後もエコカーライフを応援していきます。
URL:http://e-nenpi.com/