株式会社イード

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IRIコマース&テクノロジーとイード、米国ニールセン/ノーマン・グループと提携し、共同でユーザー・エクスペリエンス・ラボラトリィ(UXL)を設立

株式会社IRIコマース&テクノロジー
株式会社イード

 株式会社IRIコマース&テクノロジー(IRI-CT社、本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役:宮川洋)とその子会社である、株式会社イード(本社:東京都中野区中央、代表取締役:三留修平)はユーザビリティやユーザー・エクスペリエンスの分野で世界をリードしている、米国のニールセン/ノーマン・グループ(NN/g)と提携し、ユーザーの経験価値を商品やサービスの開発に生かすための研究所「ユーザー・エクスペリエンス・ラボラトリィ(UXL)」を共同で設立し、活動を開始しました。
 UXLは、IRI-CT内に設置しております。

 イードは、2000年以来、NN/gのヤコブ・ニールセン博士のユーザビリティに関するコラム「Alertbox」の日本語化権を取得し、ユーザビリティの専門サイトである「U-site(http://www.usability.gr.jp/)」を運営すると共に、ユーザビリティ分野ではわが国をリードする調査・コンサルティングの実績を上げています。今回、この提携により、IRI-CT社と共にUXLを設立し、NN/gから技術・ノウハウの支援を得て様々なアウトプットを出し、注目を浴びつつあるユーザー・エクスペリエンス分野でもリーディングファームとしての地位の確立を目指します。

 今回設立したUXLは、イードの従来事業であるリサーチ・コンサルティング分野において、新商品やサービスの開発、改良、創出支援等を行うための開発・研究拠点となります。更に、IRI-CTを中心にユーザビリティやユーザー・エクスペリエンス分野において、セミナーや教育プログラムを開発・実施し、関連の出版や情報販売を行なうなど、この分野での多岐にわたるサービスの提供を行う、その中心的役割を担う機関となります。

 ユーザー・エクスペリエンスの代表例であるアップル社の「iPod」は、インターネットを利用し、設計段階から約4年にわたる認知心理学による心理学実験を繰り返し誕生した、ユーザー・エクスペリエンスの成果であるといわれています。この例に見られるようにユーザー・エクスペリエンスの活用は、新時代の新たな商品・サービスの創出に必ずや貢献できると考えられ、IRI-CT、イードではNN/gとの連携によりUXLを通じて、有益な社会に対するサービスの提供を目指しています。

「ユーザー・エクスペリエンス」
 「製品/サービスによってもたらされる成果や使用感、使用中や使用後にユーザーの中に形成されたポジティブな感情なども含めたユーザーの体験すべて」を指します。また、 製品の機能や性能を議論する前に、ユーザーにどんな経験価値を提供できるのかという視点から、製品/サービスのコンセプトを練るアプローチを示します。

 ニールセン/ノーマン・グループ(NN/g)の創設者であり会長のJakob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)博士と同創設者、会長のDonald A. Norman(ドナルド・A・ノーマン)博士から「ユーザー・エクスペリエンス・ラボラトリィ(UXL)」共同設立にあたりコメントをいただきました。

■Jakob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)博士
 我々の提供するサービスや業務を日本にも展開できる機会に恵まれたことに、とてもエキサイトしています。

■Donald A. Norman(ドナルド・A・ノーマン)博士
 IRIグループとジョイントビジネスをスタートできることをうれしく思います。UXLは、優れた製品とサービスを創出するための最高の選択肢です。

User Experience
ヤコブ・ニールセン博士(左) ドナルド・A・ノーマン博士(右)

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