【RBB PRESS】RBB PRESSからUSBを題材とした電子工作0の本『手作りUSB機器 - USB-IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで』を発刊
2005年10月20日
各位
RBB PRESSからUSBを題材とした電子工作の本
『手作りUSB機器 - USB-IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで』を発刊
株式会社IRIコマース&テクノロジー
株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役所長:藤原 洋マザーズ:4741)の子会社である、株式会社IRIコマース&テクノロジー(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役:宮川洋)は、自社の出版ブランドであるRBB PRESSから書籍『手作りUSB機器 - USB-IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで』を発刊しました。
USB はパソコンの周辺装置のインターフェイス規格としてもっとも一般的な存在です。その厳密な仕様書や設計・プログラミングを解説した専門書はすでにいくつか発行されています。これらは、本格的な周辺装置や製品を開発するには不可欠な情報ですが、その一方で、USBの電源だけを使ったクリスマスツリーや扇風機、キャラクターや食品サンプルなどをあしらったUSBメモリなどのアイデア商品の市場も存在します。ならば、もっと手軽にUSB機器を作ることはできないか、USB機器をもっと身近に親しむ電子工作があってもいいのではないか、という発想からこの本は企画されました。
スカイプは優秀なソフトウェアなので、インストールして通話するだけなら本や解説書などは不要です。しかし、三者通話、ビデオチャット、ファイル交換、モバイルスカイプなどの機能を駆使すれば、ExcelやPowerPointファイルを閲覧、交換しながらのテレカンファレンス、PDAをスマートフォンにする、社内のLANを使って交換機なしの内線電話構築、安価なテレビ会議システムなど、じつはビジネスシーンで非常に強力なツールとなります。とくに、海外出張先にネット環境があれば、会社や自宅への通信費用が大幅に削減できます。本書は、このような実践的な活用情報をまとめています。
この本で製作するものは、どちらかというと実用性にはあまりこだわっていません。あえてそうすることで、より身近に手軽に工作や実験が楽しめるようになっています。製作例で不満な部分は読者が工夫することで、オリジナルのUSB機器をどんどん作ってほしいという期待が込められているからです。部品も針金を曲げたもの、ペットボトルのフタ、要件さえ満たせば輪ゴムさえ利用しています。プログラミング言語も、安く簡単に古いパソコンでも使えるという理由から、 Active Basic(フリーソフトウェア)を使用します。とにかくまず作ってみて、その中でUSB機器の回路設計のノウハウや部品の特性、使い方、プログラミングを習得してもらうための本です。
なお、帯のイラストには、「帽子男は眠れない」「ひまあり」などでコアなファンの多い漫画家の上野顕太郎氏にお願いして描いていただきました。
『手作りUSB機器 - USB-IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで』
■永島智二(ながしま ともじ) 著
■定価:2,310円(税5%)
■A5判/260ページ
■ISBN4-903065-02-2
■発行元:RBB PRESS
■販売元:オーム社