2002年2月27日

各位

FTTHクラスのブロードバンド接続にも対応するスピード測定サイト
「speed.rbbtoday.com」を正式スタート
～Javaアプレットと独自プロトコルにより、様々な環境・通信速度に対応～

株式会社アイ・アール・アイ コマース アンド テクノロジー（代表取締役：藤原洋、本社：東京都新宿区 ※1）は、 運営するブロードバンド総合情報サイト『RBBTODAY』において、2月27日よりブロードバンド・ユーザが 通信速度の計測を行えるサービス「speed.rbbtoday.com」の提供を開始いたします。

　新サービス「speed.rbbtoday.com」は、FTTHやADSL、またCATVなどのさまざまなブロードバンドサービスが ベストエフォートで提供されている現状において、「実際の速度を知りたい」という利用者の声にこたえることを目的に、 『RBB TODAY』内のブロードバンドコンテンツ環境整備サービスの一環として提供されるものです。
この通信速度測定サイト「speed.rbbtoday.com」の特徴は以下の4点です。

■Javaアプレットを使用するため、WindowsやMac、Linuxなど幅広い環境で計測を行えます。 JDK1.1ベースのAPIを採用していますので、JavaVMのバージョンアップが行われていないプラットフォームでも利用することができます。

■計測に独自プロトコルを用いることにより、100Mbps回線のユーザも64kbps回線のユーザも変わらない所用時間で計測ができます。 Javaアプレットは、speed.rbbtoday.com上のサーバプログラムとの間で一定時間バースト転送をおこない、 時間内にどれだけのデータを送信・受信できたかで回線の速度を測っています。 なお、計測システム自体の能力はローカル接続によるテストで450Mbps程度まで対応できることを確認しています。

■speed.rbbtoday.comのサーバをIX（※1）に直結しているグローバルセンター・ジャパン株式会社（略称：GCTR、本社：東京都新宿区、代表取締役社長：岡田智雄）のインターネットデータセンター（iDC）施設内へ設置することで、 ISP同士のネットワーク構成による影響をできるかぎり受けないようにしました。

■混雑による計測結果への影響を避けるため、同時実行数を制限しています。設定ユーザ数を超えると、 自動的にその接続は「待ち行列」に加わりますので、そのまま再読込をおこなわなくても、 順番が来れば自動的に測定が開始されます。　こうした特徴により、利用者が測定で得た結果は、他の利用者の結果や、 他の時間帯の結果と比較しやすくなります。

［IXとは？］※3 　ISP間の相互接続を目的に設置されるインターネットの相互接続点。Internet eXchangeの略称。