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【発売から半年】「iPhone 4S」 の通信会社選択に関する満足度調査 au購入者の満足度がSBM購入者を上回り、発売当初よりも差が拡大 auは「通信エリア」「つながりやすさ」「インターネットの速さ」に満足 SBM購入者は引き続き「料金・端末価格の安さ」を支持 次期iPhoneには「バッテリー長持ち」「防水機能」を期待

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2012年6月8日

各位

【発売から半年】「iPhone 4S」 の通信会社選択に関する満足度調査

au購入者の満足度がSBM購入者を上回り、発売当初よりも差が拡大
auは「通信エリア」「つながりやすさ」「インターネットの速さ」に満足
SBM購入者は引き続き「料金・端末価格の安さ」を支持
次期iPhoneには「バッテリー長持ち」「防水機能」を期待

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調査マーケティング会社の株式会社イード(東京都中野区 以下イード)は、ソフトバンク(SBM)とauから発売後半年が経過した「iPhone 4S」の購入者2000名(SBM:1000名、au:1000名)を対象に、「iPhone 4S通信会社選択の満足度に関する調査」を実施しました。

■TOPICS

  • auのiPhone 4S購入者の満足度が、SBM購入者の満足度を上回る
    iPhone 4S購入者に、自身がauまたはSBMのiPhone 4Sを選択したことについて満足しているかを聞いたところ、auは61%、SBMは49%が満足と回答。前回調査時(au:53%、SBM:49%)よりも差が拡大する結果となりました。
  • au購入者の5割以上が、通信エリアなどの「通信品質」を支持
    au購入者の62%が「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」に、56%が「インターネットのつながりやすさ」に、47%が「インターネットの速さ」に満足していると回答。特に「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」ではSBM購入者の満足度を圧倒する結果となっています。
  • SBM購入者の4割以上が端末価格などの「安さ」を支持
    SBM購入者の42%が「端末価格の安さ」に、36%が「月々料金の安さ」に満足していると回答。前回調査同様、SBM購入者はその安さを支持していることがわかりました。また、「Wi-Fiサービスへの対応」についても46%と高い支持を集めています。
  • 通信会社を決めた理由 SBMは「利用料金の安さ」 auは「通信エリア」
    それぞれの通信会社を選択した理由で多かったのは、SBM購入者が「月々の利用料金・料金プランが魅力的だから」。一方の auは「通信エリアが広いから・つながりやすいから」となっています。
  • 通信会社をSBMからauへ変更してiPhone 4Sを購入した人の8割以上が「通信エリアの広さ」について、良くなったと回答
    通信会社を変更してiPhone 4Sを購入した人に対し、前の通信会社に比べ良くなったと感じる項目を聞いたところ、SBMからauに変更した人では、「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」(81%)、「インターネットのつながりやすさ」(70%)、「インターネットの速さ」(64%)と、改善を実感する結果となりました。
  • iPhone 4S購入者の7割が「次もiPhoneを購入したい」 次期iPhoneに期待する機能としては「バッテリーの持ち」「防水」が上位に
    iPhone 4S購入者に、次に端末を購入する際もiPhoneを購入したいと思うかを聞いたところ、70%が「iPhoneを購入したい」と回答。また、次期iPhoneに期待する機能で最も多かったのが「バッテリーの持ち時間の長さ」で、次いで「防水加工」という結果となりました。

【調査概要】
■調査期間:2012年5月25日(金)~2012年5月29日(火)
■調査対象:iPhone 4S購入者
■回答者数:計2,000名(auの購入者1,000名/ソフトバンクの購入者1,000名)
■回答者属性:20~50代 各500名/男性1247名、女性753名
※このアンケート及びリリースは前回(iPhone 4Sが発売された直後の2011年11月)に一度実施しています。そのため、文章中に「前回」との比較について触れている部分がありますが、アンケートの回収仕様や集計方法が異なるため、あくまで参考としての数値であることをご理解ください。

■iPhone 4S購入者の満足度は、auは6割、SBMは5割となり、昨年11月に行われた前回調査時よりも差は拡大

iPhone 4S購入者に、自身がauまたはSBMのiPhone 4Sを選択したことについて満足しているかを聞いたところ、auのiPhone 4Sを購入した人のうち61%が満足と回答しました。一方、SBMのiPhone 4S購入者のうち満足と答えたのは49%となり、その差は約12ポイント。ともに約半数が自身のキャリアの選択に満足していると答えた前回調査時(auでは53%、SBMでは49%が満足と回答)と比べ、auで購入者の満足度が上がっており、差が拡大する結果となっています。

■au購入者は、「通信エリア」「つながりやすさ」「インターネットの速さ」に満足、SBM購入者は、約4割が「月々料金の安さ」「端末価格の安さ」を支持

続いて、満足度が高かった項目についてau・SBMそれぞれで聞いてみました。まずauのiPhone 4S購入者では、前回調査同様に「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」(62%)、「インターネットのつながりやすさ」(56%)、「インターネットの速さ」(47%)の満足度が高いことがわかりました。一方SBMでは、46%の人が「Wi-Fiサービスへの対応」、42%の人が「端末価格の安さ」で満足と回答。また、36%が「月々の料金の安さ」に満足しているという結果となりました。ちなみに、昨年11月の前回調査でもSBM購入者の40%が「端末価格の安さ」「月々の料金の安さ」に満足と答えており、引き続きSBM購入者はその安さを支持していることがわかりました。また、「端末の機能が充実していること」は全体的に満足度が高く、SBMで49%、auで46%と拮抗してします。

■通信会社を決めた理由 SBM「月々の利用料金の安さ」 au「通信エリアの広さ」

iPhone 4Sを購入する際の通信会社選択理由は、どちらも「もともと利用していた通信会社を変えたくなかった」という回答が最も多かったのですが、次いで多かったのは満足度と同様にSBM購入者が「月々の利用料金・料金プランが魅力的だから(安いから)」(44%)、auは「通信エリアが広いから・つながりやすいから」(51%)となっています。また、SBMでは「キャンペーンが魅力的だから」(44%)、「周囲に同じ携帯電話会社の携帯を利用している人が多いから」(25%)、auでは「選んだ携帯電話会社の方が好きだから」(35%)なども多くの回答を集めました。

■通信会社をSBMからauへ変更してiPhone 4Sを購入した人の8割以上が「通信エリアの広さ」について、「前の通信会社よりも良くなった」と回答

通信会社を変更してiPhone 4Sを購入した人に対し、前の通信会社に比べ良くなったと感じる項目を聞いたところ、SBMからauに変更した人では、「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」(81%)、「インターネットのつながりやすさ」(70%)、「インターネットの速さ」(64%)と、改善を実感する結果となりました。

■iPhone 4S購入者の7割が「次もiPhoneを購入したい」 次のiPhoneに期待する機能としては「バッテリーの持ち」「防水」が上位に

次に端末を購入する際にもiPhoneを購入したいと思うかを聞いたところ、70%の人が「次もiPhoneを購入したいと思う」と回答。iPhoneそのものに対する満足度も非常に高いものとなっています。また、次期iPhoneに期待する改善点としては、主に「バッテリーの持ち時間が長くなること」(66%)、「防水加工」(37%)、「SDカード、microSDなどの外部メモリーが使用できるように」(24%)などとなっています。

【総評】

auとSBMという両通信会社から販売されたiPhone 4Sですが、販売半年余りを経過した今、「通信エリア」「つながりやすさ」「インターネットの速さ」ではau、「安さ」ではSBMと、購入者が求めるものははっきり分かれているようです。販売開始1カ月後に行われた調査でも同様の傾向が見られましたが、今回の調査ではそれが完全に定着したことがうかがえます。また、通信会社選択に対する満足度調査では、前回調査と同じ満足度(49%)だったSBMに比べ、auは53%から61%と大幅にアップ。前回調査時よりその差が広がり、auは着実にユーザーの評価を上げていると言えるのではないでしょうか。SBMも依然「安さ」で支持を得ており、今後も日本のiPhone市場において両社がどのようにそれぞれの特色を出していくのか注目です。

■調査結果に関するお問い合わせ
株式会社イード 永島  

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