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若い世代では「女子会」を中心に様々なシーンでワインが大活躍 ワインに関する意識調査 ~今年は「ボージョレ・ヌーヴォーを飲むチャンスの年」~

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2011年11月15日

各位

若い世代では「女子会」を中心に様々なシーンでワインが大活躍
ワインに関する意識調査
~今年は「ボージョレ・ヌーヴォーを飲むチャンスの年」~

イオンリテール株式会社
株式会社イード

毎年11月の第3木曜日に解禁を迎えるフランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーヴォー」。日本でも“食欲の秋”に欠かせないグルメの1つとして人気を集めています。今年の解禁日は11月17日。そこで、イオンリテール株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、以下イオンリテール)と株式会社イード(本社:東京都中野区、以下イード)は、20~50代の女性を対象に「ワインに関する意識調査」を実施しました。。

■TOPICS

平均25.8歳でワインデビュー! 20代を中心に“家飲みワイン女子会”が人気
ワインをたしなむようになった年齢は平均25.8歳。若い世代になればなるほどワインデビューの年齢も低年齢化の傾向で、ワインへの敷居の高さは低くなりつつある!?「自宅」や「友人宅」といったいわゆる“家飲み”でワインを飲むシーンは、「女子会」が38.4%でした。

■OTHER TOPICS

20代の3人に1人が昨年よりワイン購入頻度が高まったと実感!
ワインの購入予算(上限)として6割以上が「1本1,000円~2,000円台」と回答。円高により海外ワインの購入機会が増えたのは13.3%、「今年、ボージョレ・ヌーヴォーを飲む人」は43.8%となりました。

ワインは和食にも中華にも合うオールラウンドプレイヤー!?
ワインと合うのはチーズ、アボカド、イタリアンなど。「和食でも中華でも合います」(40代)という意見も。

ボージョレ・ヌーヴォーを、「今年飲む予定」が「昨年飲んだ」を上回る
年に一度のグルメイベントとしても関心が高まっており、毎年恒例ボージョレ・ヌーヴォーを飲んでいる人が増えてきている。

【調査概要】
■調査期間:2011年9月20日(火)~24日(土)
■調査対象:自分で飲むためのワインを購入したことがある20~50代の女性
■有効回答数:550サンプル
■回答者属性:20代133名、30代135名、40代141名、50代141名
■調査方法:イードの運営するアンケートサイト「あんぱら」を使ったインターネット調査

■平均25.8歳でワインデビュー! 20代を中心に“家飲みワイン女子会”など多様性も

ワインを飲み、自分で飲むためにワインを購入したことがある女性に対して、そもそも「ワインをたしなむようになった年齢」を調査すると、平均で25.8歳となりました。そのきっかけの多くは「ワイン好きの友人宅で飲ませてもらい“美味しい!”と感じたのがきっかけ(40代)」、「お店で薦められたから(50代)」、「当時つき合っていた彼がワイン通だったので(30代)」といった “人からお薦め”。ほかにも「ワインに含まれるポリフェノールが健康に良いとテレビで知り、飲み始めました(30代)」、「ヨーロッパに留学したときに新酒を飲んで美味しかったことがきっかけ(20代)」という声も寄せられました。
この結果を年代別に見てみると、現在50代の女性がワインをたしなむようになったのは平均30.3歳、いわゆる“アラサー”のころです。40代はこれよりも若い平均26.3歳、30代はさらに若く平均23.9歳、そして20代になると平均22.4歳。時代とともに、ワインをたしなみ始める時期の低年齢化が進んでいる傾向にあるようです。なかには「成人のお祝いにワインをプレゼントされた(40代)」や「20歳でいろいろなお酒を試したらワインが美味しかった(30代)」などと、ワインで “成人のお酒デビュー”を果たしたケースも見られます。
次に、どのような場所でワインを飲むのか複数回答で尋ねると、ほぼ全員の98.9%が「自宅」を挙げ、2位は「レストラン」(62%)、3位は「居酒屋」(32.9%)、4位は「友人宅」(30.4%)、5位は「バー」(17.8%)でした。また、「自宅」や「友人宅」といったいわゆる“家飲み”の際に、ワインを飲むシーンとして上位に挙がったのは「一人でワインを楽しむ」(68.2%)と「女子会」(38.4%)。両シーンを挙げたのは他の世代に比べて20代が多く、20代ので「一人でワインを楽しむ」という回答は78.2%、同じく「女子会」は54.9%を占める結果となりました。若い世代にはワイン好きが多く、また飲むときのシチュエーションも多種多様に分かれるといえます。

■20代の3人に1人が昨年よりワイン購入頻度が高まったと実感!

ワインを自宅で飲む頻度について昨年との比較を聞くと、全体では「増えた」「減った」という回答に差はないものの、20代では、「増えた・やや増えた」人が世代中の36.1%を占め、3人に1人がワインをより多く飲むようになったという結果となりました。やはり若い世代にはワインが浸透しつつあるようです。

昨年よりワインを飲む頻度が「減った・やや減った」と回答した人にその理由を尋ねると、「ほかの種類のお酒を飲むようになったから(50代)」や、妊娠・授乳のためといった声が寄せられました。一方、「増えた・やや増えた」理由としては、「ワインの美味しいお店に度々連れて行ってもらうようになり、自宅でも飲み始めた(20代)」、「家で料理を作ることが増えたから(30代)」、「外で飲む機会が去年に比べて少なくなり、節約も兼ねて、家で飲むようになった(40代)」などが挙がりました。なかには「円高で外国産のワインが特に安くなったから(20代)」という意見も寄せられました。

そもそも自分でワインを購入する際の予算(上限)はどのくらいなのでしょうか。調査の結果、平均予算は2,234円という結果になりました。最も多かったのは「1,000~2,000円未満」(39.1%)。以下は「3,000円以上」(25.1%)、「2,000~3,000円未満」(24.9%)、「1,000円未満」(10.9%)と続いています。若い世代にも手が出しやすい2,000円前後のワインが人気を博しているようです。

■ワインに合うのは「チーズ」が多数、和食や中華の“あの料理”もワインに合う!?

今回の調査で「ワインに合う料理」を教えてもらうと、「和食でも中華でも合います(40代)」というユニークな意見もあり、具体的には「手巻き寿司」(40代)や「こんにゃくの刺身(50代)」、「回鍋肉(ホイコーロー)(50代)」といった料理名が挙がっています。“どんな料理にでも合う”のがワインの特徴とも言えるようです。 最も多かったのは「チーズ」です。チーズは「オリーブ」や「サーモン」、「生ハム」などとともにそのまま手軽にオードブルとして、あるいは「ピザ」や「チーズフォンデュ」のように手の込んだ料理として、さまざまな意見が寄せされました。なかには「トマトの上にチーズを乗せてオーブンで焼き、乾燥バジルをふりかける『トマトのチーズ焼』(30代)」といった一品も挙がりました。こうした豊富なバリエーションにより、ワインとの合わせ方が広がるところもチーズ人気の理由の1つのようです。

【総評】

今回の調査結果で特に注目されるのは、「ワインをたしなむようになった年齢」が時代の経過とともに若年化してきている点です。現在50代の女性がワインをたしなむようになった年齢の平均となる30.3歳は、社会人として10年ほどの経験を積み、生活にある程度のゆとりが感じられるようなったお年頃。結婚適齢期でもあり、職場の同僚や知人、友人、恋人といったさまざまな人とのお付き合いのなかで、ワインが親しまれるようになったと考えられます。 「一人でワインを楽しむ」、あるいは「女子会」といったシーンで“家飲み”するほどワインは身近な存在となり、それだけに、6割以上の人が1本1,000円~2,000円台の価格帯でワインを購入。今年は円高の影響で割安となっていることから、海外ワインを購入する機会が増え、特に20代の若い世代はその“お得感”に敏感に反応しているようす。そんななかで今年も11月17日に「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁日がやってきます。今年は「ボージョレ・ヌーヴォーを飲むチャンスの年」と言えそうです。

■「今年飲む予定」が「昨年飲んだ」を7.4ポント上回る「ボージョレ・ヌーヴォー」

その年に収穫されたブドウで仕込むことから、毎年、ブドウの出来を確かめ、ワインの出来を占う試飲用として作られる「ボージョレ・ヌーヴォー」。フランス産でありながら、日本においても年に一度のイベントとして親しまれています。
そこで、「ボージョレ・ヌーヴォー」についても質問すると、「昨年、ボージョレ・ヌーヴォーを飲んだ人」は36.4%、「今年、ボージョレ・ヌーヴォーを飲む予定の人」は43.8%でした。世代別に見てみると、特に30代にボージョレ・ヌーヴォーが人気らしく、「昨年飲んだ」のは41.5%、「今年飲む予定」という人は50.4%と半数を占める結果となりました。昨年飲んだ・今年飲む理由として30代では「毎年恒例で飲んでいる」と回答した人が多く、その人気ぶりがうかがえます。
その他、「昨年飲んだ」理由として挙がったのは、「どのようなワインの仕上がりなのか楽しみで、季節の風物詩的に毎年飲んでいます(30代)」、「多くの広告を見かけて、美味しそうだったから(20代)」、「飲食店へ行き、“ボージョレ・ヌーヴォー解禁”というメニューの文字を見て思わず飲みたくなり注文しました(20代)」、「季節感があって、イベントとしても盛り上がって楽しいから(20代)」、「今まで飲んだことがなかったので、一度飲んでみたかったから(50代)」など。「今年飲む予定」と答えた人からは、「去年との味の違いが気になる(20代)」、「昨年、解禁日にボージョレ女子会を開き、今年も開催する予定(20代)」などといった理由が挙がりました。味に興味を持ち、年に一度のグルメイベントとしても関心が高まる、それが「ボージョレ・ヌーヴォー」の魅力のようです。

【お問い合わせ先】
■調査結果に関するお問い合わせ
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リサーチ事業部 渕上 
メディア営業部 西村 

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