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「効果測定ツール、利用企業はわずか0.9%」 企業のTwitter活用に関する意識調査~見習いたいTwitter企業活用例No.1はソフトバンク(孫正義氏)~

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2010年10月7日

報道関係者各位

「効果測定ツール、利用企業はわずか0.9%」
企業のTwitter活用に関する意識調査
~見習いたいTwitter企業活用例No.1はソフトバンク(孫正義氏)~

株式会社イード

クチコミ分析サービス「感°Report ツイッターデータ分析サービス」を提供するNECビッグローブ株式会社(東京都品川区 以下NECビッグローブ)と調査マーケティング会社の株式会社イード(東京都中野区 以下イード)は、Twitter(ツイッター)を業務で活用したことがあるとした545名のビジネスマンを対象に「企業のTwitter活用に関する意識調査」を実施しました。

TOPICS

・4割がTwitter活用に満足、8割以上がまた利用したい
ツイッターを活用した結果の満足度について、満足している(「とても満足」+「やや満足」)と回答した方は全体で38.9%と、4割近くにのぼることがわかりました。また「Twitterをこれからも積極的に活用したいと思いますか」という質問には全体で82.9%が「活用したい」と答えています。

・見習いたいTwitter企業活用例No.1はソフトバンク(孫正義氏)
他社のTwitter活用例で、うまい!と思う例があるかを聞いたところ、2位のテーブルマーク(旧 加ト吉)以下を大きく引き離し、ソフトバンク(孫正義氏)が1位となりました。

・従業員が多い企業ほどチーム制で運用
自社でのTwitterの運用体制について質問したところ、全体の58.2%が「ひとりでつぶやく」、40.4%が「複数担当が交代でつぶやく」と回答しました。企業規模別では従業員1~10名の会社では89.8%が「ひとりでつぶやく」に対し、301名~1000名の会社では26.8%と、従業員の多い企業ほど、複数担当者によるチーム制で運用される傾向となっています。

・効果測定ツール、利用企業はわずか0.9%
「Twitterの企業活用について、効果測定はどのように行いましたか」という質問では、「測定ツールを使った」と回答した人はわずか0.9%でした。

【調査概要】
■調査期間:2010年9月8日 ~ 2010年9月13日
■調査対象:Twitterを業務で活用したことがある方
■有効回答:545名
(アカウントを取得し、運営したことがある方362名と、アカウントは取得したことはないが、自社の商品についてつぶやかれているか調べるなど、市場調査目的で活用したことがある方183名の計545名)
■回答者属性:
[性別]男性406名、女性139名、
[年齢]20代64名、30代217名、40代186名、50名63名、60代以上15名
■調査方法:イードの運営するアンケートサイト「あんぱら」を使ったインターネット調査

■利用用途は「継続的な広報」よりも「一時的なキャンペーン」が多い

自社でTwitterを活用した際の利用用途について聞いたところ、全体では「一時的なキャンペーン利用」をあげた方が51.0%と最も多い結果となりました。キャンペーン利用を用途にあげたのは特に電気・ガス・水道などに多く、逆に、ITサービスなどでは「継続的な広報・ユーザーサーポートなど」を用途にあげる方が多い結果となりました。

◆自社でTwitterを活用した際の利用用途を教えてください

自社でTwitterを活用した際の利用用途を教えてください

*美容・健康、農林水産、食品については、該当数が少ないため参考値となります。

■従業員が多い企業ほどチーム制で運用

自社でのTwitterの運用体制について質問したところ、全体の58.2%が「ひとりでつぶやく」、40.4%が「複数担当が交代でつぶやく」と回答しました。その他(botなど)は1.4%でした。企業規模別では従業員1~10名の会社では89.8%が「ひとりでつぶやく」に対し、301名~1000名の会社では26.8%と、従業員の多い企業ほど、複数担当者によるチーム制で運用される傾向となっています。ただし、従業員1000名以上の会社の場合、プロジェクト単位での活用も増えるためか、ひとりでつぶやく担当が増える傾向にあります。

◆自社でTwitterを活用した際の運用体制を教えてください。

自社でTwitterを活用した際の運用体制を教えてください

■業績評価(KPI)は「フォロー数」が最多

「KPI (主要業績評価指標)設定は何にしましたか」(複数回答可)という質問について、全体で最も多かったのは「フォロー数」となりました。
業種別では、「フォロー数」と答えたのは特に情報システム関連に多く(70.1%)、マーケティング・宣伝・広報関連では「フォロー数」と「ツイート数(#タグorKW)」が同率(44.7%)となりました。 一報、「売上/ 申し込み件数」については全体で19.4%となっており、売上げや業績に直結した評価をする企業は現在のところ少ないようです。

◆KPI(主要業績評価指標)設定は何にしましたか

KPI(主要業績評価指標)設定は何にしましたか

■効果測定ツール、利用企業はわずか0.9%

◆効果測定はどのように行いましたか

効果測定はどのように行いましたか 「Twitterの企業活用について、効果測定はどのように行いましたか」という質問では、「測定ツールを使った」と回答した人はわずか0.9%でした。54.9%は「効果測定ツールを使わずに測定」、44.2%は「効果測定は行わなかった」と回答しており、Twitterの利用は進んでいる一方で、効果測定方法は確立されていない実態が伺える結果となりました。

■4割がTwitterの効果測定結果に満足、8割以上がまた利用したい

効果測定の満足度について満足している(「とても満足」+「やや満足」)と回答した方は全体で38.9%と、4割近くにのぼることがわかりました。また「Twitterをこれからも積極的に活用したいと思いますか」という質問には全体で82.9%が「活用したい」と答えています。

また、「Twitter での自社製品の評判が気になりますか」という問いについては、全体の57.8%が「気になる」と回答。電気・ガス・水道(76.0%)などの業種で気になる傾向が高く、医療・教育(43.6%)では、気になる方は半数以下に留まりました。

◆効果測定の満足度は

効果測定の満足度は

◆これからもTwitterを積極的に活用したいと思いますか

これからもTwitterを積極的に活用したいと思いますか

◆Twitter での自社製品の評判が気になりますか

Twitter での自社製品の評判が気になりますか

■マーケティングに期待するのはバイラル効果よりもPR効果

「マーケティングにTwitterを利用する理由、期待することは何ですか」(複数回答可)という質問について、もっとも多くの回答が集まったのは「PR効果」(74.9%)、続いて「バイラル効果」(36.9%)、「マスメディア対策」(20.6%)が続く結果となりました。ツイッターは企業で利用される際、バイラル効果よりもPR効果を期待されている傾向にあるようです。

◆マーケティングにTwitterを利用する理由、期待することは何ですか

マーケティングにTwitterを利用する理由、期待することは何ですか

■見習いたいTwitter企業活用例 No.1はソフトバンク(孫正義氏)、コラボレートしたいアカウントでも首位を独走

他社のTwitter活用例で、うまい!と思う例があるかを聞いたところ、2位以下を大きく引き離し、ソフトバンク(孫正義氏)が1位となりました。ソフトバンク(孫正義氏)はTwitterを使った自社マーケティング企画でコラボレートしたいアカウントでも1位に選ばれており、企業のTwitter活用の成功例として、広く認知されていることがわかります。

◆他社のTwitter活用で、うまい!と思う例があれば教えてください。

回答 回答数
ソフトバンク(孫正義氏) 19
テーブルマーク(旧 加ト吉) 4
ユニクロ 3
日清食品 3
NTT 2
小沢一郎(小沢一郎事務所) 2
勝間和代 2
コカコーラ 2
ソニー 2
TSUTAYA 2
東急ハンズ 2
ネットマイル 2
楽天 2

その他
アサヒビール 、インフィニットシステム 、花王 、カルビー 、ギズモード 、ZAI 、サイバーエージェント 、サイボウズ 、サントリー 、JFX 、スイム 、ゼンショー、食べログ 、タモリ倶楽部 、DELL、トヨタ 、トルネ 、NIKE 、ナムコ 、野村不動産 、ぱど 、パナソニック 、林 正佳、阪急キッチン 、ピクメディア 、ビットワレット 、平野綾 、豚組 、ほろったー 、毎日新聞 、マクドナルド 、ミクシィ 、宮迫博之 、三代澤康司ABCアナウンサー 、モスバーガー 、ヤフー 、楽天銀行 、ロイヤルホスト 、和郷園など

◆Twitterを使った自社マーケティング企画でコラボレートしたいアカウントがあれば教えてください。

回答 回答数
ソフトバンク 4
ソニー 3
NEC 2
テーブルマーク(旧 加ト吉) 2
TSUTAYA 2
トヨタ 2

その他、アルゼ、アップル、味の素、イチロー、エコ戦略、NTT、京成、元気生活、コカコーラ、カルビー、JR東海、Nikkei_TRENDY、阪急阪神セキュリティー、広瀬香美、ヤフー、ユニクロ、(回答者の)同業者など

■「Twitterは来年も利用者が増える」73.4%、若い人ほど冷静

「Twitterは来年以降も利用者が増えると思うか」という問いには、全体で73.4%の人が「増えると思う」と回答しました。年齢が上がるほど「Twitterは来年以降も利用者が増える」と思う傾向が強くなり、20代の65.6%に対し、60代以上では86.7%が「Twitterは来年以降も利用者が増える」と回答しました。若い人ほどTwitterの今後を冷静に捉えているようです。

◆Twitter は来年以降も利用者が増えると思いますか

Twitter は来年以降も利用者が増えると思いますか

■調査結果に関するお問い合わせ
株式会社イード
リサーチ事業部 池田 
メディア営業部 小林 
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■感°Report ツイッターデータ分析サービスに関するお問い合わせ
NECビッグローブ株式会社 メディアサービス事業部 渡辺
TEL 03-6479-5671 MAIL kando@bcs.biglobe.ne.jp

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