イード、ジゴワッツと共同開発の「バーチャルキー」
CARTS mobilityが提供するレンタカー&シェアリングのハイブリッド型レンタカーサービス「カーツシェアレンタカー」 に採用
「iid 5G Mobility」でモビリティ革命への貢献を目指す株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋)と、デバイス開発と認証技術に強みを持つ株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区、代表取締役:柴田 知輝、以下 ジゴワッツ)が共同でビジネス開発を行っているスマホがクルマの鍵になる後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が、CARTS mobility株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:畠田英輝、以下 CARTS mobility)が提供するレンタカー&シェアリングのハイブリッド型レンタカーサービス「カーツシェアレンタカー」に採用され、サービスを開始したことをお知らせいたします。
■「カーツシェアレンタカー」について
カーツシェアレンタカーは、ひとつのアプリで有人貸出と無人貸出の選択が可能で、ユーザーは好きなスタイルで自由に車両を予約できます。このアプリがインストールされていれば、スマートフォンをクルマの鍵として利用することができます。エンジンの始動から利用終了まで、すべてアプリでコントロールするバーチャルキーをAPIレベルで組み込み、採用しています。
URL:https://carts.co.jp
■「バーチャルキー」について
「バーチャルキー」は、ジゴワッツの特許技術を用いた自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステムです。認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバ(③)とスマートフォンアプリ(②)および専用車載器(①)により構成されます。自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能です。
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バーチャルキー車載器
「バーチャルキー」は、マンション住民に向けたEVカーシェアを提供する九州電力株式会社「weev」、福井県が取り組む「嶺南スマートエネルギーエリアプロジェクト」のカーシェアにも使われています。また24時間非対面貸出しを実現したバリュートープ株式会社「オールタイムレンタカー」や、スカイモビリティサービス株式会社が運営する非接触非対面の「スカイレンタカー・スマートサービス」などをスマートバリュー「Kuruma Base」とともに進めています。他にも、株式会社ガーデュが提供するレンタカー運用管理システム「RAC+」への提供、中古車販売におけるローンの可能性を広げる株式会社IDOM「ガリバースマートローン」、Jリーグ湘南ベルマーレホームタウン住民の方を中心に提供する「ベルマーレカーシェア」、奈良先端科学技術大学院大学におけるブロックチェーンを活用したカーシェアリング実験システム「持続可能モビリティ社会システム運用実験」などにもご利用いただいております。
■株式会社ジゴワッツについて
電気自動車用普通充電器の開発、IoT製品群向け非同期認証システムなどの認証および課金システムの開発を手掛けています。2022年10月にはイードと資本提携を結び、「バーチャルキー」事業の協業に加え、EV充電器ビジネスへのサポートの強化も図っています。
■「iid 5G Mobility」について
「iid 5G Mobility」は、2017年夏より、モビリティ革命を支援するアクセラレーターとして、この領域で新たに立ち上がるベンチャー企業や、この領域で新たな取り組みを行う企業に対し、情報支援、事業開発支援、マーケティング支援、商品・サービス開発支援、資金調達支援などを行うことを目的とした取り組みを行っています。
これまで、ジゴワッツとの業務提携による「バーチャルキー」開発のほか、レイ・フロンティア株式会社との位置情報ソリューション「モビリティ・フロンティア」の共同開発、ナイル株式会社との業務提携による個人向け車両サブスクリプション「定額カルモくん」の展開、キャンピングカー株式会社の「キャンピングカーレンタル事業」、ロボットスタート株式会社との「車両向けAI音声コンパニオン調査」など、進化する自動車ビジネスが「サービスとしての移動」である「MaaS」に推移し拡大する流れを捉えてパートナーとの関係を深めています。
また、MaaS関連企業を幅広く紹介するためのセミナーの定期開催や、国内外の20以上のイベントからCASE/MaaSの最新情報を中心としたレポート講演の販売、モビリティ関連の海外視察企画などの関連事業も推進してまいりました。
「iid 5G Mobility」では、今後も新しいモビリティ・スマートサービスを発掘・支援、更に資本業務提携などを実施することで、新たな事業機会を捉え、非連続的な成長を目指してまいります。