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『e燃費アワード2017-2018』を発表
実燃費ランキング、総合部門1位は2年連続トヨタ『 プリウス』

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株式会社イード(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮川 洋 以下、イード)が運営する、マイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」(https://e-nenpi.com/)は、実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種をランキング形式で8部門表彰する『e燃費アワード2017-2018』を発表いたしました。

今回で12回目を迎える『e燃費アワード』は、イードが運営する燃費管理サービス「e燃費」のユーザーが投稿した実燃費データを元に「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成し、優れた数値を出した車種を表彰するものです。

今回も「総合部門」「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「カタログ燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」の、計8部門の優秀車種を発表いたします。

総合部門1位はトヨタ『プリウス』で、2年連続の受賞。ハイブリッド部門でも1位に輝き、高い実燃費性能を証明しました。各部門1位、およびランキングトップ10は以下の通り。

●総合部門:1位
トヨタ『プリウス』
●新型車部門: 1位
トヨタ『アクア』(2017年モデル)
●ガソリン車部門:1位
ホンダ『フィット』
●ハイブリッド車部門:1位
トヨタ『プリウス』
●軽自動車部門:1位
スズキ 『アルト』
●輸入車部門:1位
BMW『1シリーズ(ハッチバック ディーゼル)』
●カタログ燃費達成率部門:1位
トヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』
●ディーゼル車部門:1位
マツダ 『デミオ(ディーゼル)』

>>『e燃費アワード2017-2018』の結果発表ページはこちら

■『e燃費アワード』概要

分析対象:
「e燃費」登録ユーザー投稿の実燃費データ
分析対象期間:
2017年3月1日~2018年2月28日
分析方法:
分析対象データを統計処理し、ランキング形式で集計(※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください)
分析対象データ数:
32,091件
対象車種数:
1,506車種

▼総合部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1プリウス1800ccCVTFF40.8 59.8%24.4 ㎞/L
2アルト660ccCVTFF37.0 64.3%23.8 ㎞/L
3カローラフィールダー (ハイブリッド)1500ccCVTFF33.0 65.5%21.6 ㎞/L
4フィット (ハイブリッド)1500ccDCTFF36.4 59.1%21.5 ㎞/L
5ミライース660ccCVTFF35.2 60.2%21.2 ㎞/L
6シャトル (ハイブリッド)1500ccDCTFF34.0 61.5%20.9 ㎞/L
7C-HR(ハイブリッド)1800ccCVTFF30.2 65.2%19.7 ㎞/L
8ハスラー660ccCVTFF32.0 61.6%19.7 ㎞/L
9スペーシア (ハイブリッド)660ccCVTFF30.6 63.1%19.3 ㎞/L
10ノート(ハイブリッド)1200ccモーターFF37.2 51.6%19.2 ㎞/L
●総合部門 1位 トヨタ『プリウス』
総合部門の栄えある第1位に輝いたのは、トヨタ『プリウス』(24.4km/L)。ハイブリッド部門でも1位となった『プリウス』が、2年連続で総合部門1位となりました。燃費王者の座は新型となっても健在です。2位はスズキ『アルト』(23.8km/L)で、こちらも2年連続のランクインとなりました。トップ10位のうちハイブリッド車が7台を占めており、ハイブリッド車の実用燃費の高さを証明しています。

▼新型車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1アクア1500ccCVTFF38.061.8%23.5 ㎞/L
2フィット (ハイブリッド)1500ccDCTFF37.255.1%20.5 ㎞/L
3カムリ (ハイブリッド)2500ccCVTFF33.452.4%17.5 ㎞/L
4N BOX660ccCVTFF27.062.6%16.9 ㎞/L
5CX-8 (ディーゼル)2200ccATFF17.684.7%14.9 ㎞/L
6ステップワゴン(ハイブリッド)2000ccCVTFF25.057.6%14.4 ㎞/L
7グランドC4 ピカソ(ディーゼル)2000ccATFF18.078.9%14.2 ㎞/L
8シビック1500ccCVTFF18.071.1%12.8 ㎞/L
9ゴルフ R2000ccDCT4WD13.092.3%12. ㎞/L
10ゴルフ ヴァリアント1400ccDCTFF17.368.8%11.9 ㎞/L
●新型車部門 1位 トヨタ『アクア』(2017年モデル)
新型車部門では、2017年6月にマイナーチェンジされたトヨタ『アクア』(23.5km/L)が、2位のホンダ『フィット(ハイブリッド)』(20.5km/L)に3km/Lの差をつけ、堂々の1位に輝きました。同期間でのマイナーチェンジ前の『アクア』(2015年モデル)の実燃費は21.9㎞/Lであったことから、新型は1.9km/Lほど実燃費が改善されたことになります。3位には、2017年7月に登場したトヨタ『カムリ』(17.5km/L)がランクインしました。またディーゼル車であるマツダ『CX-8』が、大型SUVながら14.9km/Lを達成し5位と健闘。新型ディーゼル車としてトップの低燃費を実現しました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
※「新型車部門」は発売間もない車種が多いため、最低標本数の基準を他の部門と変えております。そのため、新型車部門にランクインしても、他の部門にはランクインしない車種もございます。

▼ガソリン車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1フィット1300ccCVTFF26.063.5%16.5 ㎞/L
2デミオ1300ccATFF24.663.8%15.7 ㎞/L
3ノート1200ccCVTFF26.857.8%15.5 ㎞/L
4ゴルフ1200ccDCTFF21.071.9%15.1 ㎞/L
5ルーミー / タンク1000ccCVTFF24.660.6%14.9 ㎞/L
6フリード1500ccCVTFF19.075.3%14.3 ㎞/L
7アクセラスポーツ1500ccATFF19.472.7%14.1 ㎞/L
8ポロ1200ccDCTFF22.263.1%14.0 ㎞/L
9スペイド1500ccCVTFF19.073.2%13.9 ㎞/L
10ヴェゼル1500ccCVTFF20.667.5%13.9 ㎞/L
●ガソリン車部門 1位 ホンダ『フィット』
ガソリン車部門は、ホンダ『フィット』(16.5km/L)が1位に輝きました。前回、前々回とスズキ『スイフト』が独占していたガソリン部門ですが、2017年1月に登場した新型(2017年モデル)が集計条件を満たさなかったためランク外に。『フィット』はこれまでも3位圏内を死守していましたが、待望の首位となりました。2位にはマツダ『デミオ』(15.7km/L)、3位は日産『ノート』(15.5km/L)と、トップ3はコンパクトカーが占める結果となりました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼ハイブリッド車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1プリウス1800ccCVTFF40.859.8%24.4 ㎞/L
2カローラフィールダー (ハイブリッド)1500ccCVTFF3365.5%21.6 ㎞/L
3フィット (ハイブリッド)1500ccDCTFF36.459.1%21.5 ㎞/L
4シャトル (ハイブリッド)1500ccDCTFF3461.5%20.9 ㎞/L
5C-HR(ハイブリッド)1800ccCVTFF30.265.2%19.7 ㎞/L
6スペーシア (ハイブリッド)660ccCVTFF30.663.1%19.3 ㎞/L
7ノート(ハイブリッド)1200ccモーターFF37.251.6%19.2 ㎞/L
8CT1800ccCVTFF30.462.5%19. ㎞/L
9シエンタ (ハイブリッド)1500ccCVTFF27.266.9%18.2 ㎞/L
10クラウン (ハイブリッド)2500ccCVTFR23.269.8%16.2 ㎞/L
●ハイブリッド車部門 1位 トヨタ プリウス
ハイブリッド車部門は、「ハイブリッド車」の代名詞とも言えるトヨタ『プリウス』(24.4km/L)が2年連続で1位となりました。3代目と比べエンジンの熱効率を40%以上に高め、各ユニットをよりコンパクト化、軽量化したことで、JC08モード燃費40.8km/Lを実現。実燃費においてもライバルを圧倒しました。2位はトヨタ『カローラフィールダー(ハイブリッド)』(21.6km/L)、3位には昨年に引き続き、3年連続でホンダ『フィット(ハイブリッド)』(21.5km/L)がランクインしました。『フィット』は、ガソリン車、ハイブリッド車ともに実用燃費の高さを見せつけています。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください

▼軽自動車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1アルト660ccCVTFF37.064.3%23.8 ㎞/L
2ミライース660ccCVTFF35.260.2%21.2 ㎞/L
3ハスラー660ccCVTFF32.061.6%19.7 ㎞/L
4スペーシア (ハイブリッド)660ccCVTFF30.663.1%19.3 ㎞/L
5スペーシア660ccCVTFF29.063.1%18.3 ㎞/L
6デイズ660ccCVTFF30.057.0%17.1 ㎞/L
7タント660ccCVTFF28.058.9%16.5 ㎞/L
8コペン660ccCVTFF25.263.9%16.1 ㎞/L
9N-ONE660ccCVTFF25.463.4%16.1 ㎞/L
10N BOX660ccCVTFF25.661.3%15.7 ㎞/L
●軽自動車部門 1位 スズキ『アルト』
昨年に引き続き、3年連続でスズキ『アルト』(23.5km/L)が軽自動車部門の1位に輝きました。不動の地位を築いている『アルト』は、大幅な軽量化と充電制御「エネチャージ」の採用など、徹底した燃費改善技術の投入により、JC08モード燃費は37.0km/Lまで向上。実燃費でもライバルに大きく差をつけ、総合ランキングでは多くのハイブリッド車をしのぐ低燃費を実現しました。2位は昨年に引き続き、ダイハツ『ミライース』(21.2km/L)。2017年5月に発売された新型『ミライース』は今回集計条件に満たず、ランクインを逃しましたが、次回は『アルト』の牙城を崩せるか、要注目です。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼輸入車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
11シリーズ (ハッチバック ディーゼル)2000ccATFR22.273.0%16.2 ㎞/L
2V40 D42000ccATFF20.078.5%15.7 ㎞/L
32シリーズ (ミニバン ディーゼル)2000ccATFF22.270.7%15.7 ㎞/L
4ゴルフ1200ccDCTFF21.071.9%15.1 ㎞/L
5ゴルフ ヴァリアント1200ccDCTFF21.070.0%14.7 ㎞/L
6ポロ1200ccDCTFF22.263.1%14. ㎞/L
7パサート ヴァリアント1400ccDCTFF20.468.1%13.9 ㎞/L
8X3 (ディーゼル)2000ccAT4WD18.671.0%13.2 ㎞/L
9ゴルフ トゥーラン1400ccDCTFF18.567.0%12.4 ㎞/L
10レンジローバーイヴォーク2000ccAT4WD8.8 ㎞/L
輸入車部門 1位 BMW『1シリーズ(ハッチバック ディーゼル)』
輸入車部門の第1位に輝いたのは、BMW『1シリーズ(ハッチバック ディーゼル)』(16.2km/L)でした。2位は2年連続で、ボルボ『V40 D4』(15.7km/L)、3位には再びBMWの『2シリーズ(ミニバン ディーゼル)』(15.7km/L)がランクインし、輸入車部門の上位3位はクリーンディーゼル車が占める結果となりました。世界的にディーゼルエンジンへの逆風が巻き起こっていますが、実燃費に関しては、いまだトップランナーだと言えそうです。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼カタログ燃費達成率部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1ランドクルーザープラド (ディーゼル)2800ccAT4WD11.890.7%10.7 ㎞/L
2パジェロ (ディーゼル)3200ccAT4WD10.490.4%9.4 ㎞/L
3862000ccATFR12.883.6%10.7 ㎞/L
4アルファード2500ccCVTFF11.681.9%9.5 ㎞/L
5C-HR1200ccCVT4WD15.480.5%12.4 ㎞/L
6レヴォーグ2000ccCVT4WD13.280.3%10.6 ㎞/L
7アクセラスポーツ (ディーゼル)1500ccATFF21.680.1%17.3 ㎞/L
7デリカD:5 (ディーゼル)2300ccAT4WD13.680.1%10.9 ㎞/L
9エブリイワゴン660ccATFR16.279.6%12.9 ㎞/L
10V40 D42000ccATFF20.078.5%15.7 ㎞/L
●カタログ燃費達成率部門 1位 トヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』
カタログ燃費達成率部門の1位には、2年連続でトヨタ『ランドクルーザープラド(ディーゼル)』(達成率91%)がランクイン。2位には三菱『パジェロ(ディーゼル)』(達成率90%)、3位にはトヨタ『86』(達成率83.6%)がランクインし、上位3位はすべて前回と同様という結果になりました。
カタログ燃費達成率部門はカタログ燃費が相対的に低い輸入車やスポーツカー、走行抵抗や車重の面でカタログ燃費計測では不利になりやすいモデルが上位となる傾向にあります。いっぽうで上位10位中、マツダ『アクセラ』を含む5台がディーゼル車となっており、ディーゼル車の高いカタログ燃費達成率にも注目です。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

▼ディーゼル車部門

順位車種名排気量T/M駆動方式JC08燃費JC08達成率e燃費
1デミオ (ディーゼル)1500ccATFF26.472.3%19.1 ㎞/L
2CX-31500ccATFF23.075.7%17.4 ㎞/L
3アクセラスポーツ (ディーゼル)1500ccATFF21.680.1%17.3 ㎞/L
41シリーズ (ハッチバック ディーゼル)2000ccATFR22.273.0%16.2 ㎞/L
5V40 D42000ccATFF20.078.5%15.7 ㎞/L
62シリーズ (ミニバン ディーゼル)2000ccATFF22.270.7%15.7 ㎞/L
7アテンザセダン (ディーゼル)2200ccATFF20.072.0%14.4 ㎞/L
8アテンザワゴン (ディーゼル)2200ccATFF19.673.0%14.3 ㎞/L
9CX-5 (ディーゼル)2200ccATFF18.077.2%13.9 ㎞/L
10X3 (ディーゼル)2000ccAT4WD18.671.0%13.2 ㎞/L
●ディーゼル車部門 1位 マツダ 『デミオ(ディーゼル)』
ディーゼル車部門はマツダ『デミオ』(19.1km/L)が4年連続1位に輝き、ディーゼル車燃費界の王座を防衛し続けています。2位はマツダ『CX-3 XD』(17.4km/L)、3位もマツダ『アクセラスポーツ XD』(17.3km/L)と、ディーゼル車部門は2年連続でマツダが上位を独占、さらに10位以内には『アテンザセダン』『アテンザワゴン』『CX-5』もランクインしており、マツダのディーゼル技術「SKYACTIV-D」の強さが証明される結果となりました。

※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。

■『e燃費アワード』各部門について

「総合部門」
現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「新型車部門」
2017年3月から2018年2月に販売開始された車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「ガソリン車部門」
現行販売されている純粋なガソリン車(軽自動車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・ディーゼル車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「ハイブリッド車部門」
現行販売されているハイブリッド車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「軽自動車部門」
現行販売されている軽自動車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「輸入車部門」
現行販売されている輸入車(海外専売モデル・並行輸入車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「カタログ燃費達成率部門」
現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした、カタログ燃費に対する実燃費の達成率ランキング。
「ディーゼル車部門」
現行販売されているディーゼル車のみを集計対象とした実燃費ランキング。

【アワード・ランキング集計基準】

■「e燃費アワード」集計基準

  • 集計に当たっては、現実的に考えられない1トリップ走行距離・給油量・燃費などの数値は除外しています(故意による悪質投稿を防ぐため、これらの閾値は非公表)。
  • 集計対象期間内に、新車購入が可能な車両(期間中に販売が終了した車両も含む)のみを集計対象としています。
  • グレードや外装が異なっていても、車両型式およびカタログ燃費値が同一のものは同一車種(例: プリウス=プリウス G’s、ムーヴ=ムーヴカスタムなど)として扱っています。
  • 「e燃費(=実燃費、単位はkm/L)」が同値の場合は、カタログ燃費達成率(%)の高い方を上位としています。

■「e燃費ランキング」集計基準

「e燃費」が発表する車種別実燃費データ(=「e燃費ランキング」「e燃費アワード」)は、全国の「e燃費」ユーザーの実燃費データを車両型式ごとに集計したものです。しかしデータの中には、入力ミスなどによるイレギュラーな数値、非現実的な数値が混在しています。それらを除外するために、給油量、走行距離などに一定の基準を設け、それをクリアしたデータのみを集計対象としています。

統計的に充分なデータを確保できた車種のみを発表していますので、ユーザー数が少ない車種や信頼区間(※1)の幅が大きすぎる車種については、ランキングの対象から外れています。また「e燃費」における車種は、国土交通省登録の型式を基準とし、そこから更に燃費に大きな影響を与えるトランスミッションの種類、過給器の有無、駆動方式で区別しています。また、「e燃費」の車種別燃費データの信頼性を表すための指標として、それぞれの車種の信頼区間と標本分散(※2)の値を参考値として表示しています。

※1信頼区間
「e燃費」の平均値と、実際に世の中を走っているクルマの本当の燃費の平均値に違いがあると仮定します。そのことを踏まえて、信頼区間とは、「e燃費」の平均値と本当の平均値が、一定の確率(信頼係数といい、ここでは 95%になっています)で同じ区間に入る場合の、その上限(下限)を求める手法です。

※2標本分散
標本分散は、標本データの「ばらつき」の度合いを表します。たとえば、どんな運転をしても燃費の変動が少ないクルマと、運転状況によって燃費が大きく変わるようなクルマのふたつの車種があったとします。仮に、これらふたつの車種の平均値がまったく同じであったとしても、データの分布はかなり異なっていることが想像されます。

どんな運転をしても燃費が一定のクルマならば、データは平均値付近に一点に集中しているでしょうし、運転の仕方で燃費が大きく変わるクルマならば、データは薄く広く散らばっているかもしれません。このように、おなじ平均値にもかかわらず分布が異なるケースをあらわす場合には、散らばりの尺度を用いなければなりません。分散は、その散らばりの度合いをあらわすものです。値が小さいほど、データは平均値付近に集中しています。

■「e燃費(イーネンピ)」とは

URL:
https://e-nenpi.com/

「e燃費」はクルマの燃費をスマートフォンやPCから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費のランキングを初めとして、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。スマートフォンアプリでは面倒な数値入力が不要で、レシートやオドメーターの画像を撮影して送るだけで燃費登録が可能となっています。

また「e燃費」では、電気自動車(EV)用の充電スタンド検索サービスも提供するとともに、全国の燃料電池車(FCV)向け水素ステーションデータベースも公開しています。

■実燃費データについて

「e燃費」では、過去16年分にわたる全国の実燃費データを保有しており、そのレコード数も累計1400万件を超えています。今回のアワードのような集計だけでなく、研究開発やマーケティング、統計資料作成や各種調査などに「e燃費」の実燃費データをご活用頂くことも可能です。

データのご提供に関しましては、こちらより、必要事項を明記の上、お問い合わせください。

■本リリースに関するお問合せ
株式会社イード
e燃費事業部 担当:吉田 問合せ窓口はこちら
■取材などのお問合せ
広報担当 渡邊 問合せ窓口はこちら
〒163-0228 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル28階
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