株式会社イード×リクルート自動車総研
共同調査「クルマのある生活調査」<父子編>発表
株式会社イード(本社:東京都新宿区 代表取締役 宮川 洋)リサーチ事業本部と株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 冨塚 優)が運営するリクルート自動車総研が共同調査「クルマのある生活調査」<父子編>を行った結果、クルマが「コミュニケーションの場」として機能していることがわかりましたのでご報告いたします。
- 調査方法:
- インターネット
- 調査期間:
- 2014年11月10日~11月15日
- 調査対象:
- 全国 20代~60代の男女
- 回収サンプル数:
- 1080
- 集計:
- 総務省 統計局 年齢 (5歳階級) 、男女別人口から、性・年代別にウェイトバック補正を実施
■「クルマはコミュニケーションの場として重要だ」と思う人がおよそ3分の1。
「クルマの中では、いつもはできない話がしやすい」と思う人はおよそ4分の1。
クルマと言えば、移動の手段、趣味としてのアイテムと思われがちですが、今回の調査では「クルマはコミュニケーションの場として重要だ」と思っている人が33.6%で全体のおよそ3分の1いることがわかりました。
男女で比較すると男性の28.9%に対して、女性は38.3%とおよそ10ポイントの違いがあり、女性の方がより多く、クルマをコミュニケーションの場として重要視しているようです。
年齢別では40代以下の方が、50代以上の方より多くコミュニケーションの場としてとらえているようです。
また、「クルマの中では、いつもはできない話がしやすい」と思っている人も全体の約4分の1おり、男女別年齢別に見ると、クルマをコミュニケーションの場と考えている人と同様の傾向が見られました。
■クルマは第3のリビング。父と子のコミュニケーションの場となっている。
子供時代に父親とコミュニケーションを主に取った場所を聞いたところ「リビング」49.0%、「ダイニング」36.3%に続き、「クルマの中」が11.1%で3番目に多く、クルマは第3のリビングとして機能しているようです。
■キーワードは“乗りニケーション”。乗りニケーションの有無が父子の関係性に影響あり!?
子供時代における父と子のコミュニケーションをクルマでとったかどうか別に、現在の親子関係を聞いてみると、車内でのコミュニケーション=“乗りニケ―ション”の経験があった方のほうが、現在も親との関係性が良いと答えており、子供時代の“乗りニケーション”の有無がその後の親子関係に影響を及ぼしているようです。
実際に親子でクルマの中で交わされた会話の内容としては、ドライブの目的地に関係の深い「遊びや趣味のこと」が多いのは当然として、 「学校や先生のこと」 「友だちのこと」 「普段の生活態度のこと」 「健康や体調のこと」などがリビングよりも高い値を示しており、子供自身の日常について何気なく親に話す、相談する場として機能しているようです。また、クルマの中で交わされたコミュニケーションは記憶にも残りやすいようです。
クルマという場があることで、コミュニケーションの量が増え、その空間のもつ特殊性から、交わした会話の記憶が残りやすく良質なコミュニケーションが取れ、結果、親子の関係性が良くなる傾向が見受けられます。
株式会社イードは、Webニュースサイトの運営を主軸としたコンテンツマーケティング企業として、IT総合ニュースサイト「RBB TODAY」や、自動車総合ニュースサイト「レスポンス」、ゲーム総合ニュースサイト「インサイド」など、多数の専門分野に特化したWebメディア・サービス及び雑誌を展開しています。またEC/リサーチソリューションを提供しております。