二級建築士通信講座のおすすめランキング8選!【2025年最新】

二級建築士 通信 講座

建物の建築設計や工事監理業務などは、二級建築士の資格が必要になるため、毎年多くの方が二級建築士試験を受験しています。

二級建築士は受験者数が10,000人を超える、学生や社会人に人気の国家資格ですが、試験の難易度も高いので相応の学習が必要です。

そこで本記事では、学生だけでなく働きながら二級建築士を取得したい方にもおすすめの二級建築士通信講座を、ランキング形式で8つ紹介します。

また、二級建築士試験は受験資格が必要になるので、働きながら二級建築士の受験資格を取得する要点の解説も参考にしてください。

解説しているおすすめの通信講座がよいと感じた方は、各校のリンクから公式サイトにアクセスして、資料請求など入学の第一歩を踏み出しましょう。

おすすめの二級建築士通信講座

通信講座おすすめポイント
日建工科専門学校グループ(二級建築士)

日建工科専門学校グループ
実務経験なしで受験資格を取得できる
働いたあとに基礎から製図の学習ができる
詳細を確認する
町田デザイン&建築専門学校通信教育(二級建築士)

町田デザイン&建築専門学校 通信教育
eラーニングを活用した通信授業が受けられる
自身の都合に合わせたスクーリングが可能
詳細を確認する
ハウジングインテリアカレッジ(二級建築士)

ハウジングインテリアカレッジ
一人ひとりの個別指導で学習内容が理解しやすい
きめ細やかな製図の添削指導で弱点補強が可能
詳細を確認する
studying(二級建築士)

スタディング
隙間時間に知識を定着するまで反復学習ができる
スマートフォンで設計製図まで学習できる
詳細を確認する
資格の学校TAC(二級建築士)

資格の学校TAC
オンライン講座など通信講座が充実
設計製図もWebで実習して添削指導も受けられる
詳細を確認する
目次

二級建築士通信講座のおすすめランキング8選

二級建築士通信講座のおすすめランキング8選

今回解説する二級建築士の通信講座について、「料金」「カリキュラム」「合格実績」「通信講座の充実度」「サポート内容」の独自の評価基準を作成して調査をおこないました。

【2025年最新】LiPro評価基準(二級建築士通信講座)

試験難易度の高い二級建築士の資格取得を目指す方のために、おすすめの二級建築士通信講座8選を、ランキング形式で解説します。

働きながら二級建築士の資格を取得したい方も、ぜひ参考にしてください。

また、解説する通信講座には単位を修得できる学校もあります。

一定以上の単位を修得して卒業すると、二級建築士の受験資格に必要な実務経験が不要になる場合もあるので、通信講座を選ぶ判断材料にしましょう。

日建工科専門学校グループ|働きながら受験資格取得できる

日建工科専門学校グループ(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

実務経験なしで受験資格取得可能

日建工科専門学校グループは、日建学院を運営している日建グループ傘下の学校で、全国に7校あります。

東京・横浜・新潟の3校に通信制の建築士養成科があり、実務経験なしで二級建築士の受験資格を取得可能です。

また、製図の授業で週1回スクーリングしなくてはなりませんが、早くても17:30からと一般的な社会人にも配慮された時間割となっています。

実務経験なしで二級建築士を取得したい方や、働きながら資格取得を目指す方は、日建工科専門学校グループへの入学を検討してみてください。

日建工科専門学校グループ利用者

毎週水曜日のスクーリングで行う製図やCADと言った実技的な授業内容は初めての経験で、ついていけるか不安な部分もありましたが、実習では複数の先生が授業についてくれていて、こまめに声をかけてくれたので安心して授業を受ける事ができました。
引用:公式サイト

日建工科専門学校グループ利用者

定期的に通信履修科目の課題レポートに取り組むことで、卒業後のゴールである建築士の資格を常に意識できる所と、また自宅で取り組む課題も仕事との両立がしやすい量で、仕事と学校とのワークバランスが取りやすい所が魅力的だと思います。
引用:公式サイト

働いたあとに基礎から製図の学習ができる

町田デザイン&建築専門学校 通信教育|eラーニングを使った通信授業

町田デザイン&建築専門学校通信教育(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

eラーニングを活用した通信授業が受けられる

町田デザイン&建築専門学校通信教育は、テキスト以外にeラーニングを併用していて、質問もeラーニング上で可能です。

パソコンやスマートフォンがあれば場所を選ばずに、さまざまな科目の学習を進められるので、時間が限られている方は検討してみてください。

また、町田デザイン&建築専門学校通信教育の製図実習は、月1回の土日または水曜2回など、自身の都合に合わせやすくなっています。

実務経験なしで二級建築士の受験資格を取得できるので、気になった方は町田デザイン&建築専門学校通信教育の公式サイトで資料請求をしましょう。

町田デザイン&建築専門学校通信教育利用者

通信制の二級建築士受験科の卒業生です。 仕事をしながら通いましたが、 月2日の通学は無理なく続けることができました。 北海道や沖縄から通学されていた生徒さんもいらっしゃったそうです。 設計の考え方、試験対策など在学中にしっかりと教えていただきました。 そのおかげもあって学科試験、設計製図試験とも卒業後一発で合格を決めました! 在学中は設計課題を遅れて提出したりとけして模範的な生徒ではありませんでしたが笑 それでも受かったので町田デザインの先生方のご指導のおかげだな〜と痛感しています。 最短で二級建築士を取得したい方には強くおすすめしたい学校です。
引用:Google map

町田デザイン&建築専門学校通信教育利用者

先生方、そしてスタッフの方々がとても熱心に教育に携わっており、良い教育の場を作られていて、お勧めです。卒業して10年以上経ちますが、今でも先生方と繋がっていると言う事は宝物です。
引用:Google map

自身の都合に合わせたスクーリングが可能

ハウジングインテリアカレッジ|個別指導で弱点克服

ハウジングインテリアカレッジ(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

一人ひとりの個別指導で理解しながら修得できる

ハウジングインテリアカレッジは、一人ひとりの個別指導で試験対策をしている通信講座です。

学科はスマートフォンやパソコンで過去問の解説動画を見て、その年の過去問を解くのを反復練習する方法で、社会人も空いた時間に学習できます。

製図は動画で解説だけでなく、きめ細やかな課題添削指導があるので、自身の弱点を知って補強したい方は検討してみてください。

課題対策もWebで受講できるので、通学なしで二級建築士の試験対策をしたい方は、ハウジングインテリアカレッジの講座申し込みをしましょう。

ハウジングインテリアカレッジ利用者

二級製図試験を受けたい。 そのために学科合格する 申し込みはもう少し待ってもらえるから、日曜日の試験が終わったら速攻で申し込もう。 ハウジングインテリアカレッジに問い合わせしたら丁寧で嬉しかった。 午前のベトナム大使館の塩対応があっただけに余計だよ#二級建築士受験
引用:X(旧Twitter)

ハウジングインテリアカレッジ利用者

ハウジングインテリアカレッジ、通信講座申し込んで期待してた動画が本当酷くて古いしやる気無くなってたんだけど、昨日から通信講座が新しくなったと!見てきたらすごい進化しててやる気出てきた…
引用:X(旧Twitter)

ハウジングインテリアカレッジのキャンペーン情報
項目内容
内容セット講座受講料28,100円OFF!
条件対象講座:二級建築士学科+設計製図合格通信講座
キャンペーン期間:2025年4月30日(水)23:59まで

ハウジングインテリアカレッジでは、二級建築士 学科+設計製図合格通信講座を申し込みすると、受講料がお得になるキャンペーンを実施中です。

受講を検討している方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!

きめ細やかな製図の添削指導で弱点補強

スタディング|隙間時間で反復学習

studying(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

隙間時間で反復学習して知識を定着できる

スタディングの二級建築士講座は働きながら学びやすいように、スマートフォンなどを使って隙間時間で反復学習ができます。

基礎のインプットと過去問などを使ってアウトプット練習を繰り返して知識を定着させるので、効率的な合格を目指す方は検討してみてください。

また、教材やカリキュラムもスライドを使ったり、過去問もわかりやすく解説するなど、随所に学習しやすくなる工夫がなされています。

製図学習もスマートフォンなどで進められるスタディングが気になった方は、本解説のリンクから公式サイトで資料請求や無料体験を申し込みましょう。

スタディング利用者

二級建築士 1次学科合格したー!! やったーー!! ①16/25 ②20/25 ③22/25 ④18/25 合計76/100 ひさびさのツイートがこれか笑 スタディングのアプリ最強だった 次は2次試験
引用:X(旧Twitter)

スタディング利用者

スタディングの二級建築士講座の更新をしました。今年はあと1点で(足切りでした)涙飲みました。建築の知識をさらに身につけて仕事にも生かします。一年後の再挑戦に向けて走り出します。楽しみ工夫しながら、学習できたらと思います。#二級建築士 #スタディング
引用:X(旧Twitter)

スタディングのキャンペーン情報
項目内容
内容①無料登録でお試し講座&10%OFFクーポンプレゼント
②対象コース受講後の建築士試験合格で10,000円分進呈
条件①スタディングの講座に無料登録をする
②対象コースを受講し合格後にアンケートと合格体験談に記入する

スタディングの二級建築士講座では、無料登録でお試し講座や10%OFFクーポンなどがもらえるチャンスです。

さらに、対象コースを受講し、建築士試験に合格するとお祝い金がもらえます。

この機会にスタディングの二級建築士受講を検討してみてください。

スマートフォンで学科から製図まで学習できる

資格の学校TAC|受講方法の選択肢がある

資格の学校TAC(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

オンラインライブ講座など通信講座が充実

資格の学校TACは、各地の教室での授業以外にWeb通信やオンラインライブ講座など、複数の授業形態があります。

ご自身のライフスタイルに合わせて選択が可能で、日々忙しい方でも二級建築士の学習を進めやすいので、講義を受けたい方は検討してみてください。

また、資格の学校TACでは人間の集中力が保てる時間でカリキュラムを組み、テストを利用して効率よく学科の学習を進めています。

他に、課題解説やフォローアップが期待できるので、気になった方は本解説のリンクから公式サイトにアクセスし、通信講座を申し込みましょう。

資格の学校TAC利用者

近年、オンライン専業の資格のネットスクールが激増しているが、ここのTACはきちんと教室や自習室、ビデオブース、講師室、質問室、情報提供資料などがある。 教室や運営スタッフなどがいて、オンライン専業より割高ではあるが講座のクオリティが高く、ライブ、Web、DVDなど受講方法も充実している。 TAC神戸校でいえば、自習室も完備され、スタッフも親切な人が多い。 休憩室の空調設備がかなり悪いこととWi-Fi環境が少し悪いところが難点なくらい。 総じて、勉強するには神戸近隣ではかなり良い環境といえる。
引用:Google map

資格の学校TAC利用者

おかげさまで無事に試験に合格しました。 同じ講座でも講師によって進め方や説明の仕方が全然違います。逆に言えば講師の選択肢が多いということなので、講義の時間さえ融通が効くなら自分に合う人を選びやすいです。 受付の人の対応が悪いという口コミが多いようですが、自分のときは入会から講座受講中まで、いつも丁寧で気持ちの良い対応をしていただけました。 タイミングによるのかな? 建物に古さはありますがスクールは全体的にきれいだし、自習室も多いのでとても良かったです。
引用:Google map

資格の学校TACのキャンペーン
項目内容
内容①セット申込で「設計製図本科生」受講料22,000円OFF!
②受講経験者割引で対象コースが40%OFF!
③友人紹介で紹介者と申込者にeギフト5,000円分プレゼント!
条件①2025年合格目標「総合学科本科生井澤Plus」「総合学科本科生」「学科本科生」「上級学科本科生」または「15分Web本科生」と「設計製図本科生」を同時申込み
②TAC建築士講座の対象コースを受講していた方が対象コースに申し込み
③紹介者:TAC講座受講経験者の方 申込者:TAC建築士講座の受講が初めての方
※表示価格は税込

現在、セット申込で対象講座がお得に受講できるほか、受講経験者は割引料金で二級建築士講座を受講できます。

また、友人を紹介すると二人が共にギフト券がもらえるキャンペーンを実施しています。

この機会に資格の学校TACで二級建築士学科の受講申し込みを検討しましょう。

製図もWebで実習して添削指導もある

全日本建築士会|内閣府認定の建築関連資格講座

全日本建築士会(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

非営利公益事業で受講料が安め

全日本建築士会は内閣府認定の一般社団法人で、建築士や建築施工管理技士の講座を取り扱っています。

元国交省室長の総合監修による試験傾向に対応した講座を受講できるので、二級建築士試験の効率的な学習を期待したい方は検討してみてください。

また、全日本建築士会の講座は非営利の公益事業の一環で実施しているため、受講料が抑えられています。

通学・通信を選べて質のよい学習が期待される全日本建築士会が気になった方は、公式サイトで資料請求や申し込みをしましょう。

全日本建築士会利用者

22年12月から講座に出ていますが、生授業で内容も良いです。授業の動画配信も自宅で視聴でき、基礎から応用編まで丁寧です。
テキスト、法令集、製図の授業まで付いてコスパ高いと思います。某有名資格試験スクールで施工管理技士の講座を同じような金額で受講したことがありますが、教室で授業ビデオみて、宿題提出だけでした。その上、社会人である受講者に対し、中高生のような常識を押し付けられ鬱陶しかったです。ここの教室は自由ですが、先生も生徒も礼儀正しく嫌な思いはありません。

引用:Google map

全日本建築士会利用者

大手予備校のようにいかないが、学科と製図のセットはコスパがいいと思う。会の市販教科書にそった授業、動画で復習。
引用:Google map

通学と通信で変わらない授業内容

日建学院|こだわりの映像講義が受けられる

日建学院(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

わかりやすい映像講義が受けられる

日建学院は、自社スタジオで撮影された映像講義や、日建学院の母体になる建築資料研究社のオリジナル教材など、こだわりの学習を進める講座です。

映像講義は各分野を得意とする講師が、講義時間より時間をかけて撮影し、CGなども盛り込んで記憶に残りやすく作成しています。

教材も図表などを活用して、要点をわかりやすく抑えて作られているので、わかりやすい講義や教材を求めている方は検討してみてください。

また、Webの受講内容も教室と同様の講義を受けられるので、日建学院が気になった方は、公式サイトから資料請求などを進めましょう。

日建学院利用者

主に建築関係の資格を取得する為に組まれたカリキュラムで、時間が他の通信講座の中では長く、自身が取れる時間があるならば合格は可能です。通信講座と通学の両方を行っている珍しい学校ですが、充実した講義内容でした。合格までの徹底したウェブ講義もあって苦手箇所やわからない専門用語もわかるまで説明してくれます。ただ少し思うのが、初心者向けのコースでも教材自体の料金がやや高いかなとは思います。財布と相談してから始めるのが良いと思います。比較的料金が安価で、すぐに始められるコースは教材のみの自己学習なので注意が必要です。
引用:みん評

日建学院利用者

二級建築士の資格を取るために、どのスクールに通うかあれこれと迷いましたが、先輩の薦めもあって日建学院にしました。二級も一級も学科と製図の両方を学べたり、製図のみを学んだりと自分に合ったコースが選べるのが良かったです。その年によって改正された法律などがきちんと修正された、テキストやテストを提供してくれるので安心しました。正直、週ごとの課題をこなすのが大変ですが、営業担当の人が、一生懸命に励ましてくれるので頑張れます。仕事をしながら通うのは大変ですがネットからも講義動画が見れるので、理解できなかったところは再度復習が出来て助かっています。与えられた課題をしっかりこなしていれば合格できると思います。
引用:みん評

日建学院のキャンペーン情報
項目内容
内容授業料割引
条件期間:2025年6月6日まで

日建学院では、二級建築士各コースで受講料金割引キャンペーンを実施中です。

お得に学習を始められますので、この機会に日建学院への入学申し込みを検討しましょう。

映像講義での疑問点はアドバイザー講師が解説

日本教育開発|Web配信でポイントを絞った学習

日本教育開発(二級建築士)
料金
カリキュラム
合格実績
通信講座の充実度
サポート内容

Web配信やDVDで隙間時間に学習できる

日本教育開発は福岡県に学校があり、Web通信講座を実施しています。

二級建築士の学科がWeb配信やDVDで学習できるので、空き時間の限られている方は検討してみてください。

また、学科の学習方針は出題されるポイントを絞って学習するもので、効率のよい試験対策が期待されます。

質問したい場合も9:00〜21:00まで受け付けているので、効率よく学科試験対策をしたい方も、日本教育開発の資料請求を進めましょう。

日本教育開発利用者

九州建設専門学院様HP 二次試験の解答案があり素晴らしい。
引用:X(旧Twitter)

日本教育開発利用者

私も以前お世話になりましたが、低評価の方と同じような内容です。
気になった点は以下の通り。

一つ目はやる気のなさ。授業の質が極めて悪く欠席する生徒が多くなっていく。(恐らく何もフォローしていないのでしょうね。)

二つ目は合格率。生徒の合格率を表示しない。(恐らく合格率低いのでしょうね。)
三つ目は講師の軽率な発言。発言一つ一つが失礼というレベルを軽く超えており、心から呆れました。
まともなのは「契約前」だけかもしれませんよ。
(証拠を残すため、ボイスレコーダー等で録音した方が良いかと。)

星の一つもつけたくありません。

【PS】
星1レビュー投稿の1ヶ月後に星5レビュー投稿。
上記のようなあからさまなことを普通に行う学校です。

引用:Google map

日本教育開発のキャンペーン情報
コース区分通常料金早期割引料金
Web通信 2級 学科217,250円99,000円
製図総合対策268,750円220,000円

日本教育開発では、二級建築士各コースの受講料早期割引を実施中です。

受講料がお得になるので、この機会に日本教育開発の受講をおすすめします。

ポイントを絞った効率よい学習が期待できる

二級建築士の通信講座選びで失敗しないポイント5選

二級建築士の通信講座選びで失敗しないポイント5選

二級建築士の資格を取得するために、通信講座を選ぶ方は一定数います。

しかし、通信講座はさまざまなものがあるので、深く考えずに選ぶと失敗してしまい、ご自身の貴重な時間と費用を浪費しかねません。

時間と費用の浪費を避けるため、二級建築士の通信講座選びで失敗しないポイントを5選解説するので、参考にしてください。

資格のためとはいえ、お金は大事ですので、できるだけ費用の安い通信講座を選びましょう。

他にも二級建築士の受験資格を取れるかなど、ポイントをしっかりと抑えて、ご自身の納得のいく通信講座を選んでください。

受験資格が取れる通信講座を選ぶ

二級建築士試験の受験資格は建築士法第15条で、建築に関する学歴または資格などに応じた必要建築実務経験年数が定められています。※参照元:建築技術教育普及センター

このため、二級建築士試験は条件を満たさないと受験資格が取得できないので注意してください。

建築に関する学歴または資格など、必要な建築実務経験年数は以下のとおりです。

建築に関する学歴または資格など建築実務経験年数(試験時)
大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等で、指定科目を修めて卒業した者最短0年
建築設備士0年
その他都道府県知事が特に認める者(外国大学を卒業した者など)所定の年数以上
建築に関する学歴なし7年以上

建築関連の学歴がないと7年以上の実務経験が必要ですが、大学などで指定科目を修得して卒業すると実務経験なしで受験資格を取得可能になります。

実務経験なしで早く二級建築士の受験資格を取得したい方には、通信講座選びで失敗しないためのポイントになるので、抑えておきましょう。

また、本記事で解説した以下の通信講座は受験資格を取得できるので参考にしていただき、気に入れば公式サイトから資料請求などを進めてください。

費用が安い通信講座を選ぶ

当然ながら、どのような通信講座を受けるにしても料金はかかりますが、通信講座によって価格帯の設定はさまざまです。

ローンなどで支払えるところもありますが、無理のある料金の通信講座を選んでも継続できず、お金の無駄になりかねません。

そのような事態を避けて費用負担を軽減するためにも、受講料や教材費などの費用が安い通信講座を選びましょう。

本記事で解説した通信講座8選の料金は以下のようになっているので、通信講座選びの判断材料としてください。

通信講座名料金コース組み合わせ
日建工科専門学校グループ830,000円2年制
町田デザイン&建築専門学校 通信教育840,000円2年制
ハウジングインテリアカレッジ167,000円(税込)二級建築士 学科+設計製図合格通信講座
スタディング88,000円二級建築士 学科+製図総合コース
資格の学校TAC429,000円(税込)二級 総合学科本科生+二級 総合設計製図本科生
全日本建築士会158,000円スーパープログラム 総合コース
日建学院1,045,000円(税込)学科本科Webコース+設計製図パーフェクト本科コース
日本教育開発586,000円Web併用学科+製図総合
※料金は、各通信講座で取り扱っている学科Webコースと設計製図コースを組み合わせて算出しています
※料金表は一例となりますので、他の組み合わせについては公式サイトを確認してください

スクーリングがない通信講座を選ぶ

二級建築士の設計製図を学習するためにスクーリングが必要な講座もありますが、働いている方や遠方の方など、スクーリングが難しい場合もあります。

そのような状況になると、支払った受講料も無駄になりかねないので、スクーリングが難しい方はスクーリングがない通信講座を選びましょう。

本記事で解説した通信講座のなかで、設計製図のスクーリングがないのは以下の講座になります。

スクーリングがない通信講座では、自宅へ教材や課題を送付したり、Web通信で授業をするなどの方法で設計製図の試験対策を実施しています。

移動の手間がなくなって時間の節約になるので、働いている方や遠方の方などはぜひ検討してみてください。

合格実績が豊富な通信講座を選ぶ

どのような資格を取得する場合でも、合格実績は各通信講座の実力を測るうえで基準の一つになります。

二級建築士の合格実績が低い通信講座を受けると、時間と費用の浪費につながりかねません。

そのような事態を避けるために、二級建築士の通信講座を選ぶ際は、合格実績が豊富な通信講座を選びましょう。

通信講座名合格実績
日建工科専門学校グループ学科:81%(1999年~2024年累計)
設計製図:72%(1997年~2024年平均)
町田デザイン&建築専門学校 通信教育学科:71.43%
設計製図:54.57%
(2017年~2024年平均)
ハウジングインテリアカレッジ合格率:65.5%
スタディング非公開
資格の学校TAC非公開
全日本建築士会学科:87.1%(令和6年度)
設計製図:88.2%(令和6年度)
日建学院学科:2,084名(2024年度)
設計製図:1,734名(2024年度)合格者占有率37.1%
日本教育開発非公開

上記の表は、本記事で解説した通信講座の合格実績です。

二級建築士の通信講座選びで失敗しないための判断材料にしていただき、気に入った講座の資料請求などを進めましょう。

カリキュラムが自分に合っている通信講座を選ぶ

各通信講座では、二級建築士試験合格のためにさまざまな内容のカリキュラムを組んでいます。

以下は、二級建築士試験合格のための講義や手法の一例です。

  • オンラインライブやWeb講義
  • 学科や設計製図の課題添削と指導
  • 過去問題集の回答・解説
  • eラーニングを使用した学科授業
  • オリジナル教材を使用

各カリキュラムが合うかは、一人ひとりのライフスタイルにも左右されます。

二級建築士の通信講座選びで失敗しないためにも、ご自身に合ったカリキュラムの通信講座を選びましょう。

本記事で解説した通信講座の主なカリキュラムを以下の表にまとめたので、参考にしてください。

通信講座名主なカリキュラム
日建工科専門学校グループオリジナル教材/課題添削
町田デザイン&建築専門学校 通信教育eラーニング/過去問題集
ハウジングインテリアカレッジ過去問題集/添削指導
スタディング過去問題集
資格の学校TAC中間テスト
全日本建築士会学科・設計製図Web講義
日建学院映像講義/オリジナル教材
日本教育開発学科Web配信

働きながら二級建築士の受験資格を取る3つの要点

働きながら二級建築士の受験資格を取る3つの要点

働いている方はどうしても空き時間が少なくなりがちなので、二級建築試験の受験資格を取得するために遠回りはできません。

二級建築士試験の受験資格を効率よく取得する要点を抑えれば、遠回りせずに受験資格を取得できるので、働いている方はぜひご覧ください。

働きながら二級建築士試験の受験資格を取得する要点は、以下の3点です。

二級建築士試験の受験資格は、学歴で実務経験の必要年数が変わってくるので、実務経験なしで可能な限り早く取得したい方は覚えてください。

他に、通信制でも受験資格を取得できるかなどの情報を抑えて、働きながらでも二級建築士試験の受験資格を取得しましょう。

学歴で受験資格を取れる年数が変わる

二級建築士試験の受験資格を取得するには、建築実務の経験年数が一定以上必要になります。

必要な建築実務経験年数は建築士法第15条で、学歴により決まるので注意しましょう。

受験資格が取れる通信講座の解説で、学歴別に必要な建築実務経験年数を解説しています。

そちらもご覧いただき、通信講座選びの参考にしてください。

通信制でも受験資格を得られる学校がある

通信制の学校や通信講座で二級建築士試験の受験資格が取得できるのか、疑問に感じている方は一定数います。

働いているなど空き時間が少ない方にとって通信制の学校は、通学時間をなくしたり隙間時間での学習が可能になるので有用です。

その通信制の学校や通信講座で、二級建築士試験の受験資格を得られる学校があるので、本記事で解説した以下の2校を参考にしてください。

また、設計製図の授業はスクーリングが必要な通信制の学校や通信講座もありますが、上記の2校は開始時間や曜日調整などの配慮がされています。

スクーリングが必要な場合も、空き時間が少ない方への配慮がされているか確認して、ご自身に合った学校や講座を選びましょう。

実務経験だけでも受験資格が得られる

建築に関する学歴または資格などの表でも示したとおり、二級建築士試験の受験資格取得には実務経験が必要なケースがあります。

建築に関する学歴がない方は建築実務経験年数が7年以上必要になり、この条件を満たした場合、二級建築士試験の受験資格が取得可能です。

以下は、建築士資格にかかわる実務経験の対象実務を例示したものになるので、参考にしてください。

  • 建築物の設計に関する業務
  • 建築物の工事監理に関する業務
  • 建築⼠事務所でおこなわれる建築⼯事の指導監督に関する業務
  • 建築⼠事務所の業務としておこなう建築物に関する調査又は評価に関する業務
  • 建設業法別表第一に掲げる建築一式⼯事の施⼯管理
  • 建築基準法第 18 条の3第1項に規定する確認審査等に関する業務
  • 消防長または消防署長が建築基準法第 93 条第1項の規定によって同意を求められた場合に⾏う審査に関する業務
  • 建築⾏政
  • 住宅⾏政
  • 都市計画⾏政
  • 建築⼠の学科試験にかかわる全科⽬及び設計製図の授業を担当可能である教員の業務
  • 建築物にかかわる研究
  • 大学院の課程におけるインターンシップ

※参照元:実務経験要件(令和2年3月1日以降の建築実務)

大学などへ進学しなくても二級建築士試験の受験資格が取得できるので、対象の実務に就いている方は覚えておきましょう。

二級建築士はどのような資格か?独学で取れるかも解説

二級建築士はどのような資格か?独学で取れるかも解説

二級建築士は建築の仕事に携わるために必要な資格ですが、詳細が気になっている方も一定数います。

二級建築士は国家資格のため人気がありますが、合格するための難易度は高いので、可能な限りの試験対策をしなくてはなりません。

二級建築士がどのような資格なのか、以下の3点を解説しているので、二級建築士に興味がある方は参考にしてください。

二級建築士試験には学科と製図があり、総合合格率は20%程度になっています。

資格取得の難易度が高い試験なので、独学よりも通信講座などで効率よく試験対策を進めましょう。

二級建築士は総合合格率20%程度の国家資格

二級建築士の試験は難易度が高いとされていますが、合格率が低いのは事実です。

以下は、過去5年間の二級建築士試験の総合合格率を示した表になるので、ぜひチェックしてください。

年度区分総合合格率
令和元年22.2%
令和2年26.4%
令和3年23.6%
令和4年25.0%
令和5年22.3%
※参照元:過去5年間の二級建築士試験結果データ

表にもあるように、二級建築士の総合合格率は20%程度と、4~5人に1人しか合格できません。

この事実から、二級建築士の試験がどれだけ難しいかわかるので、少しでも合格に近づくために、二級建築士の試験対策を計画的に進めましょう。

本記事で解説している通信講座は、二級建築士試験の対策におすすめですので、ぜひ参考にしてください。

二級建築士の試験は学科と製図がある

二級建築士の資格取得が難しいのは、試験で学科と製図を合格しなくてはならないのが、理由の一つに挙げられます。

二級建築士試験の学科と製図の試験内容は以下のようになっているので、試験を受けるうえで参考にしてください。

出題科目出題数試験時間
学科I(建築計画)25問計3時間
学科II(建築法規)25問
学科III(建築構造)25問計3時間
学科IV(建築施工)25問
※参照元:建築技術教育普及センター
※出題形式はすべて五肢択一式

また、二級建築士試験は学科の試験を実施して、2ヵ月程度で製図の試験が実施されます。

製図の試験課題は、建築技術教育普及センターで毎年発表されているので、しっかりと確認しておきましょう。

過去の製図の試験課題は、以下のとおりです。

課題
平成30年地域住民が交流できるカフェを併設する二世帯住宅[鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3階建て]
令和元年夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)
令和2年シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)
令和3年歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)
令和4年保育所(木造)
令和5年専用住宅(木造)
※参照元:建築技術教育普及センター

独学で二級建築士の学習は難しい

二級建築士試験には学科だけでなく製図の試験があるため、試験対策を独学で進めるのは難しいです。

独学で二級建築士の学習を進めるのには、以下のデメリットがあるので、こちらも参考にしてください。

  • 製図の試験が学科の試験から2ヵ月程度しか猶予がない
  • 第三者からの添削やアドバイスが受けられない
  • 計画的な試験対策の進行と自己管理が必要になる

独学での二級建築士試験合格は決して不可能ではありませんが、独学では二級建築士の学習は難しいです。

もし独学での限界を感じた場合は、早期に通信講座などの利用をおすすめします。

本記事で解説したおすすめの通信講座を参考に、ご自身に合った通信講座を選んで二級建築士試験対策を進めましょう。

二級建築士の通信講座でよくある質問

二級建築士の通信講座でよくある質問の解説をします。

二級建築士の通信講座でお悩みの方は一定数いるので、この解説を参考にしてご自身に合った通信講座を選んでください。

二級建築士の通信講座でよくある質問は、以下の4点です。

働きながら二級建築士の資格を取得したい方に向けた解説や、資格取得までの期間を解説しています。

二級建築士の不明点などを解決するために、以下の解説をご覧いただき、通信講座選びの参考にしましょう。

働きながら二級建築士の資格を取れる夜間の学校はありますか?

働きながら二級建築士の資格を取れる夜間の学校は、専門学校の夜間部を中心にあります。

通学などのデメリットもありますが、二級建築士試験の受験資格が取得できる学校もあるので、働きながら夜間学校に通いたい方は参考にしてください。

本記事で解説した通信講座では、資格の学校TACが対応しています。

また、Web配信などの講座は通学と同じ程度の学習が期待されるので、通学にこだわりがない方は解説した他の通信講座も検討しましょう。

ユーキャンで二級建築士は受講できますか?

2025年5月時点では、ユーキャンで二級建築士の受講はできません

このため、二級建築士を受講したい方は別の通信講座での受講をしてください。

本記事内で解説した二級建築士の通信講座をご覧いただき、ご自身に合ったものを選びましょう。

二級建築士を最短で取得する方法はありますか?

二級建築士を最短で取得する方法として、大学または専修学校(高等学校卒業)で指定の単位を40単位修得するといったものがあります。参考元:建築技術教育普及センター

上記の方法だと、二級建築士試験の受験資格と免許登録資格が卒業後0年で取得できるので、最短で二級建築士を取得可能です。

本記事内で解説した通信講座で、二級建築士を最短で取得できるのは以下の講座になるので、最短で二級建築士を取得したい方は検討してみてください。

上記の2校は最短2年の在学中に40単位以上修得できるので、解説をご覧いただき、公式サイトから資料請求や入学手続きなどを進めましょう。

二級建築士は難しいですか?

二級建築士は、総合合格率が20%程度、勉強時間が500~700時間程度必要とされている国家資格なので、取得は難しいです。※合格率参照元:建築技術教育普及センター

また、学科だけでなく製図の試験があるので、特に初学者は製図の基礎を含めて計画的で効率のよい学習をしなくてはなりません。

効率よく製図の基礎から学びたい方は、専門の学校や通信講座での学習がおすすめなので、検討してみてください。

本記事で解説した通信講座は、学科と製図を効率よく学習できるので、気になった講座の公式サイトにアクセスして、資料請求などを進めましょう。

まとめ

二級建築士の通信講座にはさまざまなものがあるので、通信講座選びで失敗しないためのポイントを抑えるのが大切です。

働きながら二級建築士の受験資格を取得したい方は、少ない空き時間で効率よく受験資格を取得するために、学歴などの3つの要点を抑えましょう。

また、二級建築士は国家資格で取得するための難易度も高い傾向にあるので、ご自身に合った通信講座などで試験対策を進めるのをおすすめします。

最後に、本記事で解説した8つの通信講座から、特におすすめの上位5選紹介するので、下の表をご覧ください。

各通信講座の詳細を確認していただき、気に入った方はリンクから公式サイトにアクセスして、資料請求や入学手続きを進めましょう。

通信講座おすすめポイント
日建工科専門学校グループ(二級建築士)

日建工科専門学校グループ
実務経験なしで受験資格を取得できる
働いたあとに基礎から製図の学習ができる
詳細を確認する
町田デザイン&建築専門学校通信教育(二級建築士)

町田デザイン&建築専門学校 通信教育
eラーニングを活用した通信授業が受けられる
自身の都合に合わせたスクーリングが可能
詳細を確認する
ハウジングインテリアカレッジ(二級建築士)

ハウジングインテリアカレッジ
一人ひとりの個別指導で学習内容が理解しやすい
きめ細やかな製図の添削指導で弱点補強が可能
詳細を確認する
studying(二級建築士)

スタディング
隙間時間に知識を定着するまで反復学習ができる
スマートフォンで設計製図まで学習できる
詳細を確認する
資格の学校TAC(二級建築士)

資格の学校TAC
オンライン講座など通信講座が充実
設計製図もWebで実習して添削指導も受けられる
詳細を確認する

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この記事を書いた人

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