[ミシュラン掲載] 大塚・担々麺の名店 「鳴龍(なきりゅう)」に行ってみた!

東京豊島区・大塚にある「鳴龍(なきりゅう)」は、担々麺が有名なラーメン店。ミシュランガイドに掲載される実力をもち、国内外から多くのゲストが訪れます。予約必須で当日の朝8時に店頭で整理券を発券するシステム。今回、その貴重な整理券がとれたので、LiProグルメ編集部メンバーが鳴龍の担々麺を実食してきました!

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「鳴龍」はどんな店?

「創作麺工房 鳴龍(なきりゅう」は東京豊島区・大塚にあるラーメン店で、担々麺が有名です。中華出身のシェフがくりだす至高の一杯を求めて、国内だけでなく海外からのゲストも多く訪れます。人気のため予約は必須。予約方法は記事の終わりを見てください。

2024年のミシュランガイドでビブグルマンに選出。以前は一つ星に選ばれていた時期が長くあったようです。食べログ3.89(2024年10月時点)とこちらも驚きの高評価。

担々麺のほかに酸辣麺、醤油拉麺、塩拉麺、担担つけ麺、醤油つけ麺もあります。

「鳴龍」の担々麺、食べてみた!

全12席の小さなお店はレストランのように洗練された雰囲気です。まずは入口にある券売機で券を購入。鳴龍の看板メニューである「担々麺(1,200円)」を注文します。トッピングの味玉(150円)もつけました。

運ばれてくるなりふんわりと胡麻のよい香りが。スープをおおう胡麻ペーストを箸ですくうととろりとしていて、けっこうな厚みがあります。口にすると、胡麻そのものの素朴でふくよかなコクを十分に感じる濃厚、クリーミーな味わいです。

辛さはそれほどありません。ほどよいピリピリが心地よい。(私はだいぶ辛党なので人によっては少し辛いかも?)

胡麻ペーストの下にあるスープ、‟滋味深い” とはたぶんこのこと。

醤油ベースだと思いますが、鶏?貝柱?干し海老? 舌の上で いろいろな味が次々と追いかけてきます。「なんだろうこの味……」としばしフリーズ。物静かにたくさんのことを語っているスープという印象です。あっさり、すっきり、上品で、どこか懐かしい味もします。

麺は細い中華麺。一見、博多ラーメンみたいな麺?と思いましたがパツパツ感はなく、スープになじむ絶妙な堅さです。のどごしもよく、するすると食べられます。ミシュラン情報によると担々麺と酸辣麺はこの中華麺で、ほかのラーメンは違うのだとか、太そうです。どれも100円の替え玉があることもうれしい。

ちなみに味玉の黄身はレア度高めの半熟しあげ。スープにしずむとすぐに溶けてしまいそうなので、れんげの上に助けだしてスープとあわせて味わうがおすすめです。

よだれ鶏も注文しました。高級中華店に出てくるような完成度の高さ。花椒や八角など香辛料の風味がさりげなく光り、大陸を感じるちょっとエキゾチックな味わいです。甘、辛、ちょっとすっぱいタレがくせになりそう。辛さは担々麺より上かもしれません。肉質はしっとりとみずみずしく柔らかいです。

なお、一品料理はほかに海老ワンタン、水餃子、チャーシューご飯(わさびマヨネーズソース)もあり、こちらもとっても気になりました。

落ち着いた店内で至高の担々麺、よだれ鶏と一心に向き合い、あっというまに完食。こちそうさまでした!

「鳴龍」の坦々麺を食べ終えて

来店した翌日にこれを書いていますが、朝から鳴龍の担々麺、もう食べたいです。ちょっと懐かしくて滋味深いあのスープがあとをひいているみたい。日本人の舌になじみやすい食べやすさも手伝ってか、何度でも食べたくなるおいしさです。是が非でももう一回食べたい…、でもそれが簡単に叶わないから恋しさは一層募るわけで。豊島区大塚の「鳴龍」、機会があればぜひ食べにいってください!

「鳴龍」の予約方法

「鳴龍」は完全予約制。ただし電話やオンラインでの予約は不可で、毎日整理券を発行しています。朝8時にお店へ行き、店頭のタブレットで受付・発券。(最大8人まで)。指定された時間の5分前までに再来していざ入店です。整理券制が導入される前は2時間以上待つこともざらだったそうで、今はだいぶ利用しやすくなりました。

悪天候の日など、まれに整理券が余った場合は飛び込み来店が可能。その際には店の公式Xで知らされます。

鳴龍(なきりゅう)の店舗情報

住所: 東京都豊島区南大塚2-34-4 SKY南大塚 1F
アクセス: JR大塚駅(南口)から徒歩5分、地下鉄新大塚駅(北口)から徒歩5分
営業時間: 11:00-15:30(朝8:00から予約受付)
定休日: 火曜

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