ハイセンスな街「中目黒」はラーメンもハイクオリティ!
セレクトショップやインテリアショップなどが多く立ち並び、洗練された街として大人気の「中目黒」。グルメにおいては、おしゃれなカフェやレストランが多数存在する。
そんなおしゃれなイメージが強い中目黒だが、実はラーメンに関してもかなりハイレベル。中目黒らしいスタイリッシュなラーメン店も多く、テレビや雑誌でも頻繁に取り上げられている。
近年のトレンドである”淡麗系”の「あっさり醬油」や「味噌」、「塩」といった定番や個性派ラーメンまで、幅広いジャンルのラーメン店が集まっていることも特徴のひとつだ。
各店のこだわりの一杯を、ぜひとも試してみてほしい。
中目黒のおすすめラーメン8選(目次)
店舗 | 特徴や内容 |
①中華そば むら田 | 中目黒屈指の超人気店!極上の”無化調ラーメン” |
②新潟 三宝亭 東京ラボ 中目黒店 | 新潟の味を東京スタイルに!テレビ番組でも紹介された圧巻の麻婆麺 |
③麺屋宗&SOU 中目黒店 | 日本一にも輝いた上品な塩ラーメン |
④AFURI 中目黒 | 女性や海外からも大人気!淡麗系を代表する至極の黄金スープ |
⑤三ツ矢堂製麺 中目黒店 | 自家製麺にこだわった駅チカつけ麺店 |
⑥百麺 中目黒店 | 試作に試作を重ねた伝統的な豚骨スープ |
⑦トロケの台所 | まるでパスタ?新感覚なトマトラーメン |
⑧宝来 | 芸能人からも愛される老舗町中華 |
①中華そば むら田
中目黒屈指の超人気店!極上の”無化調ラーメン”
最初にご紹介するのは、中目黒駅から徒歩11分ほどの場所に位置する「中華そば むら田」。こちらのお店の魅力は、化学調味料を一切使用しない“無化調ラーメン”を提供していることだ。高レベルなラーメン店が多く集う中目黒の中でも、トップクラスの実力と人気を誇っている。
店内はカウンター席のみというシンプルなつくりながら、女性のお客さんも多いのだそう。
こちらのお店では店名の通り、ベーシックな「中華そば」に並々ならぬ情熱を注いでいる。福島県「羽田製麺」の麺に北海道産小麦を100%使用することで、ツルっとしたとした口当たりとコシを両立。
醤油ダレも、茨城県産の「お常陸」を中心に4種類使用。キレとコクが特徴的な生醤油感をしっかりと感じることができる。このようにスープやタレはもちろん、具材やラー油に至るまでとことん自家製にこだわっているのだ。
そんな素材の奥深さを最大限に感じることができる「中華そば」に、味玉やワンタンなどがキレイに盛り付けられた「特製そば」(1250円)は特におすすめのメニュー。見た目も美しく”無化調”ながら満足感も同時に味わえる、完璧な一杯となっている。
住所: 東京都目黒区中目黒2-7-14 ニックハイム中目黒 1F
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩11分
営業時間: 11:15-16:00/18:30-22:00
定休日: 火曜
②新潟 三宝亭 東京ラボ 中目黒店
新潟の味を東京スタイルに!テレビ番組でも紹介された圧巻の麻婆麺
中目黒駅から徒歩5分ほどの場所に位置する「三宝亭 東京ラボ」。こちらは、新潟で圧倒的な知名度を誇るラーメン店「三宝亭」が、”東京ラボ”というブランドを掲げた東京進出1号店だ。メニューや内装など、新潟の店舗とは異なる”東京仕様”になっており、その革新的なコンセプトから多数のメディアで紹介された実績を持つ。
店内はコンクリート打ちっぱなしのシックなデザインで、ラーメン店とは思えないほどおしゃれな雰囲気。普段ラーメン店には入りづらいという女性の方も、十分ひとりで楽しむことができる空間だ。
そんな「三宝亭 東京ラボ」の顔ともいえる看板メニューが、「全とろ麻婆麺」(1,100円)だ。一般的な麻婆麺とは異なり、スープ全体にとろみがつけられているのが最大の特徴。このとろとろのあんによって、辛さと旨味が共存した麻婆をより食べやすく引き立ててくれるのだ。
さらに地元新潟県の契約農家から仕入れるコシヒカリを使用した「ライス」は、ほとんどのお客さんがオーダーする鉄板コンビ。ほかにも「八海山」などの地酒も提供しており、心ゆくまで新潟の味を堪能することができる。
住所: 東京都目黒区上目黒2-44-5
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩5分
営業時間:
[月曜-金曜]11:30-15:30(L.O.15:00)/17:30-23:30(L.O.23:00)
[土曜・日曜・祝日]11:30-23:30(L.O.23:00)
定休日: 年末年始
③麺屋宗&SOU 中目黒店
日本一にも輝いた上品な塩ラーメン
中目黒駅から歩くこと約3分、駒沢通りの先に位置する「麺屋宗&SOU」。麺屋宗&SOUは、2007年にラーメン激戦区として知られる高田馬場にオープン。2009年にはラーメン検索サイト「超らーめんナビ」にて、塩部門の日本一に輝いた名店だ。
店内は、黒をベースとしたスタイリッシュな雰囲気。L字カウンターの9席のみだが、背もたれが深めのイスを使用しているため窮屈感は皆無で、落ち着いて食事を楽しむことができる。女性ひとりで訪れても全く違和感のない、おしゃれな空間だ。
こちらのお店の看板メニューは、上品な透き通ったスープが特徴の「地鶏塩らぁ麺」。こだわりの塩をバランスよく配合し鶏と魚介の旨味を凝縮させることで、スッキリ感の中にコクや深みが感じられる一杯に。
上品な味わいでありながら物足りなさを全く感じさせない、ハイクオリティな逸品となっている。
住所: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩3分
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩11分
営業時間:
[月曜・火曜・木曜-土曜]
11:30-15:00(L.O. 14:45)
18:00-22:00(L.O. 21:45)
[水曜]
11:30-15:00(L.O. 14:45)
定休日: 日曜
④AFURI 中目黒
女性や海外からも大人気!淡麗系を代表する至極の黄金スープ
中目黒駅から徒歩1分ほど、ガラス張りのスタイリッシュな外観の「AFURI 中目黒」。ラーメン界で抜群の知名度を誇る「AFURI」は、2003年恵比寿に1号店をオープン。こちらの中目黒店は3号店にあたり、現在ではアメリカやポルトガル、シンガポールなどワールドワイドに活躍の場を広げている。
AFURIの魅力は、人工物を一切使用しない安心・安全なラーメンを提供していることだ。国産の鶏や魚介、香味野菜といった厳選食材一つ一つを、店名の由来ともなる阿夫利山の天然水でじっくりと炊き上げた黄金スープは、唯一無二の存在。
そんなAFURIの代表的なメニューが、「柚子塩らーめん」(1,390円)だ。見た目も美しい淡麗スープに、柚子の爽やかさがアクセントになった極上の一杯。 店内のオープンキッチンにて、オーダーごとに炭火で炙られるチャーシューも魅力のひとつである。
「ヴィーガンラーメン」やヘルシーな「こんにゃく麺」も用意しており、女性や海外のお客さんへの配慮も徹底されている。「プレミアムモルツ香るエール」やAFURI名物の「炙りコロチャーシュー飯」といった男性でも大満足のサイドメニューも豊富に取り揃えているので、性別・国内外問わず高い支持を得ている超人気店だ。
住所: 東京都目黒区上目黒1-23-1 中目黒アリーナ1F
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩1分
営業時間: 11:00-23:00
定休日: 年始
⑤三ツ矢堂製麺 中目黒店
自家製麺にこだわった駅チカつけ麺店
中目黒駅の南改札を出てすぐの駅チカに店を構える「三ツ矢堂製麺」。おしゃれな照明に照らされた店内は、44席と大きめのキャパシティ。お店の外には、ラーメン店ではあまり聞いたことがないテラス席も完備している。
こちらのお店の魅力は、国産の小麦を使用した自家製麺だ。そんなこだわりの自家製麺の美味しさをダイレクトに味わうことができる、つけ麺が特に人気。
中でもおすすめしたいのが、「ゆず風味つけめん」だ。ほんのりと柚子の爽やかな風味を効かせることで、濃厚でコク深い味わいの中に、さっぱり感が加わり最後まで食べやすい一杯に。
モチモチ感が堪らない自家製麺との相性のよさを、ぜひお楽しみあれ。
住所: 東京都目黒区上目黒3-3-9 第2牡丹ビル 1F
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」南改札すぐ
営業時間: 11:00-翌1:30(L.O.翌1:00)
定休日: 年末年始
⑥百麺 中目黒店
試作に試作を重ねた伝統的な豚骨スープ
中目黒駅から歩くこと約3分、山手通り沿いに佇むマンションの1階に位置する「百麺」。通りを挟んだ先には目黒川が流れている。中目黒駅の地で、創業20年以上もの間愛され続けてきた人気ラーメン店だ。
こちらのお店では、試作を重ねること数百回。58種類の麺と33種類のスープから選ばれた努力の結晶ともいえるラーメンを、なんと一杯850円という安さで味わうことができる。
新潟県産の新鮮な豚骨を1日100キロもの量、18時間じっくり丁寧に火にかけスープを作製。この豚骨スープに相性ぴったりな鶏ガラをあわせることで、他店には真似できないコク深い味わいを実現しているのだ。
提供しているラーメンは、特注のコシの強い太麺と細麺から選択可能。「背脂生姜餃子」(450円)も人気のおつまみメニュー。生ビールかハイボールとのセットもあるので一緒にぜひ楽しんでほしい。
住所: 東京都目黒区青葉台1-30-6 キャッスルマンション青葉台 1F
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩3分
営業時間: 11:30-翌2:00
定休日: 年中無休
⑦トロケの台所
まるでパスタ?新感覚なトマトラーメン
中目黒駅から徒歩4分ほど、目黒川と駒沢通りが交錯する歩道橋のあたりに位置する「トロケの台所」。
ラーメン店とは想像がつかないほど、おしゃれな洋食屋さんのような雰囲気を醸し出す外観。店内はカウンターとテーブル席からなる全16席とややコンパクトなつくり。明るさを抑えた照明により、落ち着いた心地よいひと時を過ごすことができる。
こちらのお店は、イタリアンとラーメンをミックスさせた「トマトラーメン」を味わうことができる。「トマトラーメン ボロネーゼ」(1300円)や「トマトラーメン チキン」(1200円)など、一般的なラーメンの概念を覆す全く新しいメニューの数々から、女性のお客さんを中心に人気を集めている。
濃厚ながらサラッとしつこさのない旨味が特徴で、トマトの酸味が食欲をそそる仕上がりに。トッピングでライスを注文すれば、リゾット感覚で最後まで楽しむことができるのでおすすめだ。
住所: 東京都目黒区上目黒1-4-3 エクセル中目黒104
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩4分
営業時間: 11:30-14:00/17:00-20:00
定休日: 不定休
⑧宝来
芸能人からも愛される老舗町中華
最後にご紹介するのは、中目黒駅から徒歩8分ほどの場所に店を構える「宝来」。赤提灯に赤い暖簾と“THE昭和の町中華”といった雰囲気満載のこちらのお店。なんとおしゃれで近代的なお店が多い中目黒で、30年以上も愛され続けてきたという老舗中華料理店だ。
人気テレビ番組「人生最高レストラン」で、俳優の谷原章介さんが紹介したお店としても話題に。中目黒らしいハイセンスなお店もよいが、肩ひじ張らずにフラっと立ち寄れる町中華も魅力的だろう。
店内の壁にズラリと並んだ豊富なメニューの中でも、特に人気なのが「モヤシソバ」(950円)だ。先程のテレビ番組内で、芸人のサバンナ高橋さんもよくオーダーするそう。
丼ぶりギリギリまで注がれたスープの上には、もやしをはじめとした野菜がたっぷり。熱々の餡と優しい醤油ベースのスープ、中細の縮れ麺は文句なしの相性を誇る。
シンプルかつ奥深い、どこか懐かしさを覚える味わいをぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
住所: 東京都目黒区中目黒1-4-18
アクセス: 東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩8分
営業時間:
[月曜-土曜]12:00-14:30/18:00-22:30(L.O.21:30)
[日曜]12:00-21:00(L.O.20:00)
定休日: 水曜・祝日
まとめ
今回は、おしゃれなカフェやレストランのイメージが強い「中目黒」で、おすすめのラーメン店を紹介した。ラーメン激戦区に比べると店舗数自体は多くないものの、どれも究極の一杯を追求したクオリティの高いお店ばかりだ。
食材のみならず内装にもこだわった”中目黒価格”のラーメンを提供しているお店もあるが、学生にも優しい高コスパのラーメンを味わえるお店も存在する。
本記事を参考に、気になったお店があれば気軽に訪れてみてほしい。