弁理士の予備校・通信講座のおすすめランキング6選を徹底比較【2025年最新】

弁理士 予備校

弁理士は、特許権・実用新案権・意匠権・商標権などの知的財産を取り扱う国家資格です。

学歴、年齢、国籍等による制限がなく、受けやすい国家資格ですが、その道のりは厳しく、最終合格率は6.1%と難関です。

弁理士試験に興味を持っても、どんな方法で勉強を始めたらよいのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は、弁理士試験の受験を考えている方に向けて、おすすめの予備校・通信講座をランキング形式でご紹介していきます。

弁理士の通信講座おすすめサービス
LEC
・教育訓練経費で20%OFFが利用できる
・通学と通信があり、都合のいい方を選べる
・5人に4人が合格している実績あり
詳細を確認する
アガルート
・弁理士試験合格率が34.4%で、全国平均5.6倍
・フルカラーの講師オリジナルテキストがわかりやすい
・オンラインによる講義の配信を中心で料金を安く設定
詳細を確認する
TAC
・WEBスクーリング(問題演習を通じて弱点を補強できるサポート制度)あり
・8ヶ月〜1.5年からコースが選べる
・給付金制度対象で20%OFFが受けられる
詳細を確認する
目次

弁理士の予備校・通信講座のおすすめランキング6選を徹底比較

弁理士の予備校・通信講座のおすすめランキング6選を徹底比較

弁理士資格を目指して受験勉強を始める方にとって、予備校・通信講座選びは今後の合否に関わる重要なポイントです。

今回紹介する弁理士のおすすめの予備校・通信講座について、「受講費用の安さとコストパフォーマンス」「講義・講師」「教材の見やすさと充実度」「サポート内容」「合格実績」)の5項目に関して、弁理士の予備校・通信講座の公式サイトの情報を調査しました。

【2025年最新】LiPro評価基準(弁理士の予備校・通信講座)

調査を行った結果から、弁理士の予備校・通信講座のおすすめ6選をご紹介します!

隙間時間に勉強できるデジタルテキスト、音声ダウンロードつきもあるのでチェックしてみてください。

1位:LEC

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

5人に4人が合格

LECは、1992年から弁理士試験の受験指導をしている弁理士の実績がある通信講座で初心者から学習経験者向けのコースがあります。

講座の特徴は通学講座(Web+音声ダウンロード付き)か通信Web講座(音声ダウンロード付き)があり、都合の良い方が選択できるのが利点です。

受験界最高峰の精鋭講師陣が揃っていて、プロならではのテクニックにて5人に4人が合格をしている実績もあります。

教育訓練給付制度が使える講座があり、教育訓練経費の20%割引(上限100,000円)が利用できるのでチェックしてください。

LEC利用者

LEC渋谷校 片道2時間は遠いので、Web受講と併用をお試し中。(中略)授業に行かない日は、動画見て頑張ります。
引用:X(旧Twitter)

LEC利用者

(前略)「応用情報→知財3級→知財2級→弁理士」 (会社に隠れた目標)を目指してます 金銭的な理由でインプットは通信で、アウトプットはLECと考えてます
引用:X(旧Twitter)

LEC(弁理士講座)のキャンペーン情報
項目内容
内容対象コースが最大100,000円OFF!
条件キャンペーン期間:2025年4月30日(水)まで
※2025年5月時点での情報

LECの弁理士講座では、初学者向けに早割キャンペーンを実施しています。

弁理士試験の受験を検討している方は、早めに受講して合格を目指してみませんか?

5人に4人が合格

2位:アガルート

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

弁理士試験合格率が34.4%

アガルートは、弁理士試験合格率が34.4%で、全国平均5.6倍を誇る通信講座です。

フルカラーの講師オリジナルテキストで短答式・論文式両方に合格し、口述試験へ繋げ、最終的に、弁理士試験合格を目指すカリキュラムとなっています。

短期間での合格を目指す初心者、暗記偏重で法的な理解が不足している学習経験者におすすめの講座が用意されているので合格が目指しやすいです。

合格特典(全額返金+お祝い金または、お祝い金があるのもポイントです。

アガルート利用者

アガルート、選択科目民法にするつもり無いのに民法オプション付けていたことに気付いてしまった… 幸い受かったら全額返金やから受からざるを得なくなった笑
引用:X(旧Twitter)

アガルート利用者

学生はまだ経済面で自立しずらいから高額なのはきついですよね。アガルートは割と安かったので親の許可は得られそうです
引用:X(旧Twitter)

アガルート(弁理士)のキャンペーン情報
項目内容
内容受講料金20%OFF
②全額返金またはお祝い金30,000円進呈
③他校からの乗り換えで20%OFF
④再受講20%OFF
⑤他資格試験合格者は最大20%OFF、他社講座等を受講しての合格者は10%OFF
条件①対象:2025年合格目標 弁理士試験講座のカリキュラム受講者
期限:2025年5月11日まで
②弁理士試験合格者
③対象:他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座で弁理士試験の学習をされていた方
④対象:総合カリキュラム(選択科目民法なし・あり)、合格カリキュラム(選択科目民法なし・あり)、短答カリキュラムの受講者
⑤20%OFF対象:アガルートの講座を受け宅地建物取引士資格試験・行政書士試験・社会保険労務士試験・司法書士試験・司法試験に合格した方
10%OFF対象:他社講座等を受講しての合格者は10%OFF

アガルートの2025年合格目標講座は、期間限定で受講料金が20%OFFで受講できます。

また、他校からの乗り換えや再受講の方もお得に受講できるので、アガルートで弁理士合格を目指してみませんか?

弁理士試験合格率が34.4%

3位:TAC

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

合格のプロ集団が揃った通学・通信講座

TACは合格のプロ集団が揃った通学・通信講座で、弁理士試験でも多くの合格者を輩出していて、合格者の声には20人以上が掲載されています。

従来の1年に130回を超えるカリキュラムをもっと効率よく開発し、初心者でも学習しやすいカリキュラムを提供しています。

最短で8ヶ月のコースがあり、週1(1日2コマ)講義で効率よく学習できるので忙しい人にもおすすめです。

料金は1.5年コースで450,000円台と安くはありませんが、問題演習を通じて弱点を補強できる制度があるのもポイントです。

TAC利用者

(前略)TACかアガルートで分かれますね〜。(中略) 答練や模試は個人的に必須なのでTACなのかな???せっかく(?)選択科目落ちたし、じっくりと民法味わって知識深めて合格目指します!
引用:X(旧Twitter)

TAC利用者

TACの応用情報の根岸先生わかりやすかったですよ! お高いですが(以下省略)
引用:X(旧Twitter)

TAC(弁理士)のキャンペーン情報
項目内容
内容①弁理士試験再チャレンジで対象講座の受講料大幅割引!
②弁理士試験受験経験者は対象講座受講料が大幅割引!
条件①対象:TAC弁理士講座(本科生・パック生)を受講したことのある方
②対象:2025年以前の弁理士本試験を受験したことがある方

TAC弁理士講座には、TAC講座の受講経験がある方や、本試験の受験経験がある方は受講料がお得になる割引制度があります。

弁理士の学習経験のある方は、ぜひ割引対象講座を確認してみてください。

合格のプロ集団が揃った通学・通信講座

4位:スタディング

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

1対1のオンライン指導あり

スタディングの弁理士講座では元大手予備講師が指導するプロフェッショナルな通信講義が受けられます。

添削・個別指導付の基礎・短答・論文総合コースでは1対1のオンライン指導があるので気兼ねなく質問や悩みが相談できるのがポイントです。

添削・個別指導付の基礎・短答・論文総合コースで239,000円と安い講義料金なので初めての人でも受けやすいリーズナブルな金額です。

添削・個別指導付ではない基礎・短答・論文総合コースでは学習Q&Aサービスで質問ができますので限定的になりますが、サポートが受けられます。

スタディング利用者

(前略)スタディング内でのSNSがあって、その日の勉強記録がつけられます。 独学&通信予備校って勉強方法を自分なりにカスタマイズする必要があるよね〜。
引用:X(旧Twitter)

スタディング利用者

(前略)私はスタディングでAPクリアしました 来年一緒に合格しましょう!!
引用:X(旧Twitter)

スタディング(弁理士)のキャンペーン情報
項目内容
内容①合格お祝い金として10,000円プレゼント!
②無料登録で3大特典+10%OFFクーポンプレゼント!
条件①弁理士試験の最終試験合格者
②スタディング弁理士講座に無料登録をする
※2025年5月時点での情報

スタディングでは、弁理士講座を受講し試験に合格した方に、合格お祝い金をプレゼントしています。

また、無料登録で、今なら実際の教材や短期合格セミナーなどが体験できる特典と、10%OFFクーポンがもらえます。

弁理士講座をお得に受講したい方は合格を目指して始めてみませんか?

1対1のオンライン指導あり

5位:資格スクエア

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

講師満足度96.4%

資格スクエアは講師満足度が96.4%の講師や弁理士として長年の経験を持つが在籍する通信講座です。

教材もフルカラーの紙媒体と、PDFのデジタル版があり、見やすくわかりやすいのが特徴です。

オプションで講義の音声ダウンロードもありますが、何度も聞き返せるのでしっかり繰り返し学習できます。

弁理士の試験経験者には20%OFF、資格スクエアの再受講生であれば50%OFFがあるのも受講生が多いポイントとなっています。

資格スクエア利用者

(前略)通勤電車の中 資格スクエアのアプリで『条約』の問題といていきます!!!!!!
引用:X(旧Twitter)

資格スクエア利用者

(前略)基礎講座が一周終わった後は、資格スクエアのゼミをペース配分にして、知識の確認定着を目的に、スタディング基礎講座の二周目と論文対策講座を聞いたり、アプリで過去問を解くことをしてます。(以下省略)
引用:X(旧Twitter)

資格スクエア(弁理士)のキャンペーン情報
項目内容
内容【基礎・短答・論文パック】
①経験者割で受講料金20%OFF
②再受講割で受講料金50%OFF
③【25年度合格】選択論文「民法」対策講座30%OFF
④合格した方にお祝い金15,000円プレゼント
条件①対象:資格スクエア以外の予備校やオンライン講座、独学等で学習していた方
②対象:過去に資格スクエアの弁理士試験パック講座の受講していた方
③対象:「基礎・短答・論文パック」「短答対策パック」「論文対策パック」受講生の方/元受講生の方
④24年度合格版以降のパック講座を受講され、令和6年度試験以降の弁理士試験を各パックの想定合格年度までに最終合格された方が対象。また、合格体験記への協力。
※2025年5月時点での情報

資格スクエアでは、【26年度合格】基礎・短答・論文パックがお得になるキャンペーンを実施中です。

弁理士合格を目指して、年内に弁理士講座を始めてみませんか?

講師満足度96.4%

6位:代々木塾

受講費用の安さとコストパフォーマンス
講義・講師
教材の見やすさと充実度
サポート内容
合格実績

少人数制の授業を提供

代々木塾は昭和56年(1981年)の開設以来、弁理士試験に特化した講義を提供している予備校です。

通信と通学の両方がありますが、通信ではテキストのみの提供で解説はありません。

ただし、通信講座でもテキストで全てがわかるように作成されているのが特徴です。

通学の場合、少人数制なので生徒1人1人に向き合ってくれるのが特徴で、悩みや疑問に答えてくれます。

弁理士専攻のゼミになるので他の資格試験講座を併用して受けられませんが、短期間で弁理士合格を目指せるカリキュラムを展開しています。

代々木塾利用者

大阪には弁理士受験機関がダルニーしかなかったんやけど、そこは講師が弁理士資格のない公認会計士やった。そんなときに代々木塾が大阪に進出したから、飛びついて受講したよ。(以下省略)
引用:X(旧Twitter)

代々木塾利用者

代々木塾の答練ではお世話になりました。(以下省略)
引用:X(旧Twitter)

少人数制の授業を提供

弁理士の予備校・通信講座の失敗しない選び方

弁理士の予備校・通信講座の失敗しない選び方

弁理士に確実に合格を目指すためには、自分に合った予備校・通信講座を選ぶと失敗しにくいです。

今回紹介した講座をさらに詳しくみていき、それぞれの特徴を比較しながら選び方のポイントを解説していきます。

ポイントとしては受講費用、講座内容、サポート体制、合格率など下記の4つがあります。

受講費用はなるべく安く、講座も使いやすいテキストが続けられるコツになりますので通信講座を選ぶ際の参考にしてください。

受講費用で比較する

受講費用で比較する

弁理士講座の予備校、通信講座の講座費用はできれば、質の良い講座を安く受けたいものです。

今回紹介したおすすめのサービスを安い順に3つご紹介しますので、ご自身に合うコスパの良い通信講座を選んでみてください。

サービス特徴料金(税込)
代々木塾2024TRIPS協定逐条講座(テキストのみ)(全4回)
・TRIPS協定を条文の順番に解説した資料にて条文ごとにポイントを解説
8,800円
TAC年末年始の松宮ゼミ(短答特訓編)
経験者対象で年末年始で短答基礎力を確立する
33,000円
資格スクエア【25年度合格】春期論文添削ゼミ
論文添削と解説講義がセットになったゼミ
33,000円
※2025年5月時点での情報

以上のプランは料金が安く短期間で合格を目指せますが、全ての試験項目をカバーできてはいないので合格に向けて他の項目も勉強する必要があります。

代々木塾の2024TRIPS協定逐条講座では講義がなく、テキストのみなので弁理士試験経験者におすすめです。

TACの年末年始の松宮ゼミと資格スクエアの秋期論文添削ゼミには講義がありますが、総合的な学習は含まれないのでこちらも経験者におすすめです。

講座の内容で比較する

講座の内容で比較する

弁理士講座の予備校および通信講座は、紙テキスト、講義動画、デジタルテキストを合わせた学習が主流です。

各サービスの詳細は、以下の通りです。

サービス特徴
アガルートフルカラーの紙テキスト・講義動画・デジタルテキスト、音声ダウンロード
TAC紙テキスト・講義動画・デジタル教材
スタディング紙テキスト(有料オプション)・講義動画・オンラインテキスト
資格スクエア紙テキスト・デジタルテキスト・講義動画、音声ダウンロード(オプション)
代々木塾紙テキスト・少人数制の講義(動画ではなく対面)・デジタルテキスト
※2025年5月時点での情報

紙テキストは置き場所や持ち運びに困ることがありますが、メモを書けますし、何度も見返せます。

デジタルテキストは書き込めませんが、スマホなどから簡単に読めますし、ピンポイントで知りたい内容を検索して読むことも可能です。

音声ダウンロード付のコースは、いつでも講義を繰り返し聞けるので記憶にとどまりやすいのがポイントです。

初心者でも挫折を防げるサポート内容で比較する

初心者でも挫折を防げるサポート内容で比較する

今回紹介した6ヶ所の弁理士講座で初心者でも挫折を防げる質問対応やその他のサポートがありました。

ここでは、各サービスの質問対応とその他のサポート内容は下記のとおりです。

サービス特徴
LEC・通信講座専用サポート:電話にてチューターへの質問可能(サービス利用期間:2025年5月~2026年3月)
・教えてチューター制度
(制限記載なし)
アガルート無料オンライン受講相談・受講者限定Facebook質問対応
(制限記載なし)
TAC・WEBスクーリング(問題演習を通じて弱点を補強できるサポート制度)にて質疑応答
(1年間で約5回ほどの日程設定あり)
・質問メール20~50回可能
スタディング論文添削・個別指導にてZoomでの質問・悩み相談可能
(全15回)
資格スクエア講義画面からいつでも質問可能(月に30回まで)
代々木塾講義後にメールなどで質問に回答可能(制限記載なし)
※2025年5月時点での情報

質問方法はそれぞれのスクールで異なりますが、電話対応、メールやZOOM対応、講義画面から質問受付などがあります。

その他、専用自習室が使えるところ、オンラインでの相談ができるところなどがありますのでぜひ活用して挫折をしないよう頑張っていきましょう。

合格率・合格者数実績で比較する

合格率・合格者数実績で比較する

弁理士講座の予備校・通信講座を検討する上で合格率、合格者、合格者の声などを参考にすると雰囲気が掴めて選びやすいです。

各弁理士講座の予備校・通信講座が発表している合格率や合格者数、合格者の声は以下の通りです。

サービス合格率
アガルート34.4%(2023年度)、全国平均の5.6倍
代々木塾約10.5%(HP記載のデータは2013年のみ)
※2025年5月時点での情報

合格率を発表しているスクールは少なかったのですが、ほとんどのスクールで合格者の声を掲載しています。

コスパの良さや初心者でもわかりやすい講義などが成功の鍵となったという記載が多く散見されますので、選ぶ時の参考にしてみてください。

弁理士試験を受ける前に知っておきたい注意点

弁理士試験を受ける前に知っておきたい注意点

ここでは弁理士試験を受ける前に知っておきたい注意点をご紹介していきますが、注意点を押さえておけば受ける前に失敗が少ないので合格につながります。

弁理士試験の概要には試験にはステップがあり、合格しないと次の試験に進めません。

また、難易度が高いので根気強さや勉強のスケジュール立てが必要で、一般的に3,000時間の勉強時間が必要など注意が必要です。

さらに詳しく説明していきますのでチェックしてみてください。

弁理士試験の概要

弁理士試験の概要

弁理士試験を受ける前に概要を知っておきましょう。

願書の入手方法など試験の流れは下記のとおりとなっています。

試験の流れ概要
書入手特許庁等で直接入手、郵送で入手、インターネットで入手の3方法がある
願書提出3月中旬から4月中旬に提出、受験票発送は5月上旬~中旬頃
短答式試験5月中旬から下旬、合格発表は6月上旬頃
合格しないと論文式に進めない
論文式試験(必須科目)6月下旬~7月上旬、合格発表は9月中旬頃
論文式試験(選択科目)6月下旬~7月上旬、合格発表は9月中旬頃
必須科目、選択科目の両方に合格しないと口述式に進めない
口述試験10月中旬~下旬、合格発表は10月下旬~11月上旬頃

筆記試験から始まりますが、いくつか段階があり、それに合格していかないと口述試験まで辿り着けません

忍耐強く勉強が必要になりますのでしっかりスケジュールを立てて挫折しないようにしましょう。

弁理士資格の合格率は低く難易度が高い

弁理士資格の合格率は低く難易度が高い

2024年度弁理士試験の試験結果が発表されましたが、合格率が6.1%と低く難易度が高い資格試験です。

下記に過去5年分の志願者数、合格者数(合格率)を記載したのでチェックしてみてください。

弁理士試験年度志願者数合格者数(合格率)
2020年度3,862人284人(8.1%)
2021年度3,401人287人(9.7%)
2022年度3,859人199人(6.1%)
2023年度3,558人193人(6.1%)
2024年度3,417人188人(6.1%)

どの年を見ても10%以下の合格率となっているので難易度が高いのが見て取れます。

学習のスケジュールをしっかり立て、出題内容をしっかり把握しておく必要がある試験です。

弁理士の資格を取るための勉強時間は3,000時間以上

弁理士の資格を取るための勉強時間は3,000時間以上

弁理士試験の合格を目指すには勉強時間が3,000時間以上必要だと言われていますので1年でやり切るにはかなりタイトなスケジュールになります。

1日8時間の勉強で1年、1日4時間の勉強では2年、となっていきますので独学では厳しい状態になります。

出題傾向や講師のアドバイスをもとに学習していくと時短で合格を目指せるので、早く合格したい場合は予備校、通信講座を利用しましょう。

今回紹介した6社のうち5社では持ち運びに困らないデジタルテキストを用意しているので通勤時間などの隙間時間も活用しましょう。

弁理士は独学で合格できる?難しい理由を解説

弁理士は独学で合格できる?難しい理由を解説

ここでは、弁理士は独学で合格できるのか、難しい理由な何か、を解説していきます。

独学でも学習できますが、スケジュール管理とモチベーションの維持が大切になってきますが、予備校・通信講座では講師からのフォローがあります。

また、難しい理由としては法律用語が頻出することや参考書の数が少ないことが挙げられていますので、弁理士受験初心者は非常に難しく感じやすいです。

詳しく見ていくのでチェックしてみてください。

法律用語が頻出するため

法律用語が頻出するため

弁理士試験の合格率は毎年10%以下となっていて、2024年度は6.1%だったので難しい試験と考えられています。

その1つに、法律用語が頻出するためと考えられており、予備校、通信講座でも法律関連の講義を多く用意しています。

初めての方にとっては難しい言葉が出てくるのですが、一度覚えてしまえば抵抗なく覚えていけますので根気よく学習を続けていきましょう。

法律などに重点を置いて教えてもらいたい方はアガルート資格スクエア代々木塾がおすすめです。

参考書の数が少ない

参考書の数が少ない

弁理士試験を目指していても、いざ参考書を買うときにその数の少なさに驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

そのため予備校、通信講座では講師オリジナル、塾オリジナルといった非売品の教材を使って教えているところも多いです。

現役弁理士や元大手予備校講師などが作成していますのでオリジナルテキストの試験出題傾向のカバー率が高いのでぜひとも活用していきましょう。

アガルート資格スクエアではフルカラーのテキストで見やすいので初めての方にはおすすめです。

論文試験があり対策が難しい

論文試験があり対策が難しい

せっかく短答試験に合格しても、論文試験で落ちてしまう方も多いほど、論文試験の対策が難しいです。

論文対策は独学では難しい部分があり、やはりプロフェッショナルの講師による添削があると改善しやすい傾向にあります。

今回ご紹介した6つの予備校、通信講座では論文試験対策講座があるので頼っていきましょう。

中でもスタディングの【論文添削・個別指導付】基礎・短答・論文総合コースでは個別指導もあるので十分な対策ができます。

弁理士とのダブルライセンスがおすすめの資格

弁理士とのダブルライセンスがおすすめの資格

弁理士とのダブルライセンスがおすすめの資格は下記の3つです。

ダブルライセンスがおすすめの資格

行政書士は弁理士の資格を取得できれば、試験を受けなくても行政書士の資格も取得できます。

公認会計士は弁理士が取り扱える業務をより専門的に取り扱えるようになり、キャリアアップの可能性があります。

さらに弁護士は知的財産に関する手続きや紛争解決を取り扱えるため、弁理士資格が非常に役立つのでおすすめです。

行政書士

行政書士

弁理士の資格を取得できれば、試験を受けなくても行政書士の資格も取得できます。

行政書士を目指さなくても取得できるのですが、指定された都道府県の行政書士連合に登録をする必要があります。

逆に行政書士の資格があるならば弁理士の試験の論文試験(選択科目)を免除できるので弁理士試験が受けやすいです。

ダブルライセンスだと仕事を取る上で扱える案件が増えるので顧客も増えますし、スキルアップや収入アップにもつながって便利です。

公認会計士

公認会計士

知的財産を取り扱う国家資格の弁理士と、監査・会計のスペシャリスト公認会計士の資格を持てば弁理士が取り扱える業務をより専門的に取り扱えます。

特許などの知的財産を取り扱うだけでなく、資金調達など監査・会計の仕事も扱えるのでキャリアアップになること間違いなしです。

扱える仕事を増やし、人脈も増やしていけば、開業・独立ができるようになり、さらなるステップアップに繋げられます。

公認会計士の2024年度合格率は7.4%と、弁理士同様に難関ですが、弁理士資格が取れたなら公認会計士も夢ではありません。

弁護士

弁護士

弁護士の資格があると弁理士の試験が免除になり、弁理士としての仕事もできるようになります。

しかし、免除になるからといって行政書士のように登録すれば良いというわけではなく、日本弁理士会での研修が必要です。

ダブルライセンスを持っていれば弁理士と弁護士の両方の仕事ができ、扱える仕事が増えるのでキャリアアップ・収入アップに繋げられます。

特許権や商標権に関する訴訟に強い弁護士として活躍できるので、通常の弁護士と差別化できるので弁理士資格が活用できます。

弁理士の予備校・通信講座に関するよくある質問

弁理士の予備校・通信講座に関するよくある質問

弁理士の予備校・通信講座に関するよくある質問をまとめてみました。

弁理士は理系で最難関か、弁理士になるには独学で何年かかるか、いつから勉強すれば良いかなど気になります。

さらに平均してどれくらい勉強すればいいか、通学できる予備校があるか、社会人におすすめの予備校はどこかなども気になるのではないでしょうか。

それぞれの回答を詳しく見ていきましょう。

弁理士は理系で最難関ですか?

弁理士試験の合格率は2024年度で6.1%となっているので理系で最難関に感じられるかもしれませんが、最難関ではないのでご安心ください。

合格率から見ると司法書士で3〜4%前後、社会保険労務士で4〜6%となり、弁理士試験は3番目に難関です。

受験資格に学歴、年齢、国籍などの制限がなく、誰でも受けられる資格なので挑戦しやすい資格試験となっています。

学習スケジュールをしっかり組んで、予備校・通信講座の講師などのフォローがあれば合格も夢ではありません。

弁理士になるには独学で何年かかりますか?

弁理士試験に合格するために要な学習時間は3,000時間と言われていますので、1日8時間勉強すれば1年ほどで必要を満たせます。

1日4時間であれば2年が必要になりますが、独学では挫折しやすくなるので根気・勉強のスケジュール管理・モチベーション維持が大切になってきます。

しかし、予備校・通信講座を利用すると8ヶ月のコースや講師からのサポートもあり、1年以内に試験を受けられるのがポイントです。

予備校・通信講座は弁理士試験に関してプロフェッショナルなので出題傾向もわかり、短時間でも合格が目指せるカリキュラムも多数あります。

弁理士はいつから勉強すればよいですか?

弁理士試験の合格には3,000時間を必要とするので余裕を持って1、2年前から始めたいものです。

1発合格を目指すためには、短答試験や論文試験に合格し、最終試験の口述試験もパスをしないといけません。

勉強する範囲もかなり広いので1、2年前から準備をすると余裕を持って対策ができ、苦手分野を強化することも可能です。

しかし、どうしても1年以内で受けたい方は予備校・通信講座の短期集中で学習ができるコースを受講しましょう。

弁理士になるには平均してどれくらい勉強すればいいですか?

弁理士試験合格のために3,000時間が必要なので1日8時間勉強すれば1年ですが毎日8時間の勉強時間が取れる方は少ないのではないでしょうか。

1日4時間では2年ほどかかりますが、まとめでする必要はないので朝に2時間、夜に2時間など隙間時間を使って勉強すると無理なく続けられます。

休日は多めに勉強し、通勤時間、昼の休憩時間なども活用して勉強時間を取り分けるようにしましょう。

スケジュールを管理し、モチベーションを保ちながらしっかり勉強すれば、合格につながります。

弁理士の予備校で通学できるのは?

今回紹介した弁理士講座の予備校・通信講座で通学できるのは下記の3校です。

通学できる弁理士資格講座と特徴
  • LEC (全国展開)
  • TAC (全国展開で転校対応も可能)
  • 代々木塾 (昭和56年から続く老舗ゼミ)

LECでは北海道から九州・沖縄まで45校を展開、TACも北海道から九州・沖縄まで33校があります。

代々木塾は東京の1校のみとなりますが、昭和56年から続く老舗的な弁理士専攻の予備校です。

LECとTACで全国展開、TACで転校可能、代々木塾は老舗、など特徴がありますのでご都合に合う予備校を見つけてください。

弁理士の予備校で社会人におすすめは?

弁理士の予備校で社会人におすすめなのは教育給付金制度がある予備校で、下記の通りです。

社会人におすすめの弁理士資格講座
  • LEC (一般教育訓練の対象)
  • TAC (一般教育訓練の対象)

厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した方が受けられる給付金制度で上記の予備校は3種類の給付金のうち一般教育訓練の対象です。

割合は20%OFF(上限100,000円)になるので割引いた金額で安く受講できるのがおすすめですが、以下のような条件があるので注意してください。

般教育訓練の対象者
  • 雇用保険の被保険者期間3年以上
  • 在職者なら雇用保険の被保険者
  • 離職者なら雇用保険の被保険者であった方

ハローワーク(公共職業安定所)から支給されますので、受講後は忘れず申請しましょう。

まとめ

今回は、弁理士の予備校・通信講座のおすすめランキング6選をご紹介しました。

失敗しない選び方には、受講費用・講座の内容・サポート内容などがあり、安くてサポートも講座内容も充実しているところを選びましょう。

弁理士の試験概要や難易度が高いと知っておくと対処しやすくなり、合格に近づきます。

よくある質問では学習には3,000時間が必要で、準備は1、2年前からすると余裕が出るのがわかりました。

弁理士を目指して学習スケジュールをしっかり立て、合格を目指しましょう。

弁理士の通信講座おすすめサービス
LEC
・教育訓練経費で20%OFFが利用できる
・通学と通信があり、都合のいい方を選べる
・5人に4人が合格している実績あり
詳細を確認する
アガルート
・弁理士試験合格率が34.4%で、全国平均5.6倍
・フルカラーの講師オリジナルテキストがわかりやすい
・オンラインによる講義の配信を中心で料金を安く設定
詳細を確認する
TAC
・WEBスクーリング(問題演習を通じて弱点を補強できるサポート制度)あり
・8ヶ月〜1.5年からコースが選べる
・給付金制度対象で20%OFFが受けられる
詳細を確認する

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