「看護師から転職したいけど、大変だな…一歩が踏み切れない!」
「看護師の転職に関する悩みを解決する方法はある?」
看護師として勤務している方のなかには、勤務内容や人間関係などが合わないといった原因で転職を考えている方が多くいらっしゃいます。
しかし、いざ転職しようとしても今後を左右する大きな分岐点なので、自分に合った転職先が見つかるのか、どうすればスムーズに転職できるのか不安に感じますよね。
自分の希望の勤務先に転職するためには、実際に転職した看護師の悩みや失敗談を知り、後悔しない転職のノウハウを事前に理解しておく必要があります。
- 自分が何に悩みを抱えているのか、転職を考える看護師のよくある悩みと解決策を知る
- 希望する転職先の公式HPや業務内容を事前に確認する
- 看護師に特化した転職サイトに登録して自分に合った求人を見つける
しかし、自分が何がしたいかわからない方は、悩みに対する解決策が簡単には見つかりません。また、実際に転職した看護師のリアルな失敗談を知るためには多くの時間が必要になるでしょう。事前準備を怠ってしまうと転職してはすぐ辞めるを繰り返してしまう可能性もあります。
そこで本記事では、転職のプロとして多くの看護師の転職をサポートしてきた私が、実際に転職を経験した看護師の悩みや失敗談を元に、一つ一つの悩みに対する具体的な解決策を詳しく紹介します。
この記事を読むとわかること
本記事を読むことで、自分の悩みに対する具体的な解決策や気をつけることを知ったうえで、希望する勤務先へスムーズな転職を叶えられるでしょう。
看護師が転職を考える際のよくある悩み・不安
まずは実際に、看護師が転職を視野に入れる悩みを紹介します。転職を悩む原因を下記のランキングに沿って確認していきましょう。
なお、上記のデータは、看護師282人を対象にした研究調査「病院における看護師のストレス実態調査」をもとに作成しています。
1位:業務の負担|立ち仕事・力仕事が多くて大変
看護師は業務量が多いと感じる傾向があります。人手不足の病院に勤める場合は、十分な休憩が取れないこともあるでしょう。勤務時間の業務に限らず、時間外の研修も発生するため、業務量に見合った休憩を確保できない看護師もいます。
また、立ち仕事や力仕事の割合が多い職種であり、肉体的な負担に悩む看護師もいるようです。
2位:人間関係|上司や医師、患者との関わりがストレスになる
看護師が転職を検討する原因として、現職での人間関係の悩みがあります。
例えば、スタッフ同士のトラブルに巻き込まれたり、自身の行動を引き留められたりすることが挙げられます。威圧的な医師との関わりにストレスを感じる看護師もいるようです。スタッフに限らず、気難しい患者や家族との関わりに悩むケースも確認できます。
3位:医療事故への責任|生死への意識がプレッシャーになる
看護師が転職を考える理由には、医療事故に対する責任も該当します。緊迫した現場環境に疲労やストレスを感じてしまうようです。搬送される急患への対応や、亡くなった患者や家族への対応など、人の生死を意識しながら働く職場にプレッシャーを感じてしまう傾向があります。
命を預かっていることに責任を感じ、仕事のやる気を失ってしまったり、負担に感じてしまったりするでしょう。
4位:残業・夜勤の負担|勤務時間が変則的で不規則な生活リズムになる
残業や夜勤の負担が大きいことも、看護師が転職を考える理由の一つです。十分な休みが取れないため、疲労が蓄積されてしまう悩みが挙げられます。
特に病棟で働く看護師は、日勤と夜勤を交代制にして働くことが多く、24時間体制で患者への対応をおこないます。勤務時間が変則的になるため、不規則な生活リズムになってしまうのです。
万が一、出勤が難しい場合は休暇を取ることもできますが、他の看護師への負担が大きくなってしまいます。仕事を休むことをプレッシャーに感じてしまう看護師もいるようです。
5位:金銭面にへの不満|昇給しても大幅な給料アップがない
看護師のなかには、現職での金銭面に不満を感じて転職を考える方もいます。手当を支給してもらえなかったり、昇給しても大幅な給料アップが見込めなかったりという悩みが挙げられます。
また、夜勤の回数を減らすことで手取りが下がってしまうため、リフレッシュする時間を削って出勤している看護師もいるようです。
しかし、転職することで給料が少なくなってしまうことから、現職を辞められずに従事し続けている看護師もいます。
看護師の転職理由を実際に取材してみた
当サイトがおこなった取材によると、下記のように新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「徹底的な感染対策が求められるようになった」「患者から嫌な言葉を投げかけられた」など悩みが増加したという声もありました。
上記のように、日々の業務負担や人間関係で転職を考えている看護師が多いことがわかりました。
看護師が転職を考える理由については、下記の記事でも詳しく紹介しています。
看護師が転職前に抱えるよくある悩み6つ
次に、看護師が転職前の段階で抱える悩みを6つ紹介します。順番に確認していきましょう。
看護師が転職前に抱える悩み
できれば転職せずに働き続けたい
今の職場を辞めたいと考えている看護師のなかには、下記のように「できれば転職せずに今の職場で働き続けたい」と悩むケースもあるようです。
また、課題を晒されたり患者さんの前で理不尽な内容で叱られたりする。仕事は好きなので本当は続けたいのですが、人間関係が精神的にきてしまい、転職を考えています。
看護師として働くことにやりがいを感じているとはいえ、職場環境に左右されてしまい、転職を視野に入れているというのが現状です。
職場が人手不足で踏み切れない
看護師が転職を思いとどまってしまう悩みとして、職場が人手不足のため退職できないというケースがあります。下記のように、責任感の強い方が悩みやすいといえるでしょう。
必要最低限のケアの提供ができず、観察不足で入居者の容態が急変することもありました。同僚や入居者のことを考えると、辞めたくても辞められません。
看護師に限らず、上記のように「人手不足だから辞められない」と無理してしまう方が働き続ける場合は、突然の体調不良に注意しましょう。
万が一、復帰が難しくなると、病院側としては解決策の準備が整っていないからです。引継ぎの余裕や採用の時間も考慮して、退職の旨を伝えましょう。
そもそも何がしたいか分からない
看護師のなかには「転職しようにも、何がしたいか分からない」と悩むケースもあるようです。下記のように転職後のビジョンが漠然としている場合、なかなか行動に踏み切れない可能性があります。
何となく見つかったとしても、今より給料が安くなってしまうことを考えると悩んでしまいます。
経歴が浅くて転職に自信がない
看護師としても経験が浅く、転職が成功する自信がないという悩みも見つかりました。新卒で入社した職場を退職した場合は、経験を問わず第二新卒の状態に該当し、転職先の選考ではスキル・実績の有無が重視されます。
入社して間もない看護師が転職する場合、スキルや実績を十分アピールできない可能性があり、転職を思いとどまってしまうようです。
なお、第二新卒の面接対策については下記の記事も参考にしてみてください。
次の職場での人間関係に不安がある
「転職先の人間関係がいいのか分からない」「同じ悩みを抱えそうで不安」と悩む看護師の声も見つかりました。
下記のようにお金や仕事内容に加えて「人間関係が良好な職場で働けるのが一番」と考えている方も多いようです。
給与や手当は表に出ていますが、実際に働いてみたときの人間関係(医師看護師、看護師看護師、看護師他職種など)が分かりにくいです。
希望休の通りやすさや有給消化などについても分かりにくくて困りました。
職場の内部事情を把握したい場合は、公式サイトの問い合わせや面接の機会を利用して、職場見学をお願いしてみましょう。
転職している人が周りにいない
看護師の離職率が高いことは事実ですが、周りに転職経験者が少ないことで不安や悩みを抱えてしまう看護師もいるようです。「自分の判断が間違っているのではないか」と感じてしまい、転職をあきらめてしまうケースもあります。
しかし、転職は本来、ご自身の意思や価値観でおこなうことです。身近で転職する人が現れるのを待ってしまうと、転職するタイミングを見失ってしまうため注意しましょう。
看護師が転職後に抱えるよくある悩み4つ
続いて、看護師が転職後に抱える悩みを下記の流れで4つ紹介します。
看護師が転職後に抱える悩み
一つずつ詳しく解説していきます。
即戦力を求められた
看護師が転職して、勤め先で即戦力を求められた際、転職後に業務内容についていけずに後悔することがあります。
下記のように、ピンポイントの希望条件で転職先を決めてしまい、業務内容を軽視して後悔してしまうことに注意しましょう。
労働時間外の勉強時間が多すぎて、結局転職した意味があまりなかった気がします。
現職と異なる科に転職したり、ブランクがあったりすると、業務内容についていけないという事態が発生する可能性があります。転職の際は、業務内容によく目をとおし、自分にできる範囲のことなのかを見極めましょう。
募集内容と勤務内容が違う
看護師が転職する際、下記のように「好条件だと思った求人が、募集内容に記載されているとおりではなかった」という事例もあります。
挙げ句の果てには、条件提示された就業時間がそもそも違うことまで発覚しました。
他の転職先と比較したり、一度周りの人に相談したりして、本当に転職して問題ないかを考えましょう。
上司や患者との人間関係が上手くいかない
転職後に、人間関係を上手く築けずに悩む看護師もいるようです。職場の雰囲気は、見学や口コミサイトなどから予測できるとはいえ、確実でないことが懸念されます。
また、転職したことで確実に人間関係が改善されるとは言い切れません。「実際に働いてみると、職場の人と親しみにくい」「前の職場と変わらず雰囲気が悪い」というケースもあるでしょう。
しかし、下記のように「人間関係はどこにいっても悪いものだ」と割り切り、その他の条件で職場を選んだという看護師の声も上がっています。
最終的に一番給料が高い転職先を選びました。
新人研修制度が整っていない
看護師が転職後に抱える悩みとして、新人に対する研修制度が整っていないという内容が挙げられます。今の職場と異なる仕事内容が想定される場合や、未経験の業務が新たに加わる予定の方は注意しましょう。
特に、人手不足が懸念される病院は、研修が十分に受けられない傾向があるようです。人の命に携わる仕事において、新人研修がおこなわれない状態は、不安が蓄積されてしまう可能性があります。
転職を控える看護師の方は、自分の技量では難しい仕事内容や、質問事項などを伝えやすい職場環境を考慮しておくことをおすすめします。
【効果あり】看護師の転職を成功させるための解決策
ここからは、看護師が転職する前に実践したい悩みの解消法を紹介します。
知人や家族、パートナーなど身の周りの人に相談する|悩みの言語化でストレスを緩和できる
今の職場に悩みを抱えている看護師の方は、身の周りの人に相談してみましょう。知人や家族、パートナーなどに悩みを打ち明けてみてください。
職場での悩みを相談することで、優しくサポートしてくれたり、バックアップしてもらえたりする可能性が高まります。
また、自身が抱えている悩みを言語化すれば、ストレスを緩和させる「カタルシス効果」が期待できるのです。一人で思いとどまってしまう方は、一度身近な人に不安や心配事を打ち明けてみましょう。
上司に異動をお願いする|今の職場よりもスキルを発揮できることをアピール
今の職場に悩みを抱えている看護師の方は、上司に部署の異動を相談してみるのも解決策の一つです。
上司に相談する際は、今の環境を避ける姿勢を見せるのではなく、異動による勤め先へのメリットを示しましょう。「現在の職場環境よりもスキルを発揮できる」というようにアピールするとよいです。
また、ご自身が目指すキャリアビジョンを提示するのも効果的です。現在の部署で、人間関係や業務内容に不満を感じている場合は効果的な方法といえます。
生活の質を見直し改善する|寝具の新調や入浴の時間を見直す
看護師として現職で働くことに悩んでいる方は、私生活を見直して改善するのも効果的です。
例えば、寝具を新調したり、入浴の時間を設けたりすることなどが挙げられます。自宅では心からリラックスをして、心身を休ませるように意識すれば、仕事中との気持ちの切り替えがしやすくなるでしょう。
ストレッチやマッサージを取り入れて、こわばった筋肉をほぐすのもおすすめです。血行を改善し、自律神経を整えられるため、良質な休息にもつながります。
スキルアップして自信をつける|やりがいや達成感を感じられる
看護師として転職しようか悩んでいる方は、スキルアップに努めるのも解決策としておすすめです。努力を通して目標を達成することで、やりがいや達成感を強く感じられるようになるでしょう。
またスキルアップをするにあたって、師長や先輩などから指導を受けられるメリットもあります。「仕事に対する目標がない」「業務がマンネリ化している」という方は、転職する前に、ぜひ取り組んでみてください。
趣味や息抜きできることを見つける|余裕を持った働き方につながる
転職しようか悩んでいる看護師の方は、私生活のなかで趣味や息抜きできることを探してみるとよいでしょう。
例えば、旅行に行ったり、食事を楽しんだりなどが挙げられます。「仕事を頑張ったごほうびに◯◯する」と目的を立てておくことで、モチベーションアップにもつながるのです。
職場以外の人と交流するのも一つの方法です。新たな人脈を形成することで、職場とは異なる刺激や発見を得られます。
なお、看護師のやりがいについては下記の記事でより詳しく紹介しています。
転職サイトを利用するべき看護師の状況と理由5つ
ここからは、転職を利用するべき看護師の状況を5つ紹介します。ご自身がどの状況に当てはまるのか、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合う職場を選べない|転職サイト独自の求人や非公開求人も紹介してもらえる
転職サイトは、ご自身にぴったりな転職先を選べない看護師におすすめです。なぜなら転職サイトでは、面談をとおして得た情報に見合った求人を紹介してもらえるからです。
転職サイト独自の求人や、公式サイトでは公開されていない非公開求人を紹介してもらえるケースもあるでしょう。一人で求人を探すよりもスムーズに転職活動を進められるのです。
無事に転職できるか自信がない|転職活動で負担になる作業を代行してくれる
「今の状況で、本当に転職を成功させられるか不安」という看護師の方にも、転職サイトの利用をおすすめします。現職のプロから手厚いサポートを受けられるメリットがあるからです。
例えば、履歴書作成や模擬面接・選考時のスケジュール調整などがあり、転職活動で負担になりがちな作業を代行してもらえます。一人で転職活動を進める自信がない方は、ぜひ転職サイトを利用してみてください。
転職先の人間関係が気になる|独自調査で転職先の環境を知ることができる
転職サイトは、転職先の人間関係や雰囲気を知りたい方にも最適です。サポーターの方から、転職先の社風についても教えてもらえます。
特に大手転職サイトでは、独自の企業調査をおこなっていることもあり、求人のみでは把握しきれないリアルな情報を得られるのです。
転職を検討している企業が、ご自身の肌に合う環境か判断したい看護師の方は、転職サイトの利用をご検討ください。
転職活動の時間を設けられない|仕事をしながらの求人探しがスムーズになる
「今の仕事が忙しくて、転職活動する暇がない」という悩みがある看護師は、転職サイトを利用するとよいでしょう。退職して失業手当を受け取り、ゆっくり求人を探すこともできますが、無職である期間をなるべく短くしたいという方も少なくありません。
妥協しなければ転職先が見つからない|転職サイトであれば選べる求人数が多い
転職活動を始めたものの「職場がなかなか見つからない」と悩む看護師の方もいるようです。
働きづらい病院に入社してしまい、再度転職を検討するケースを避けるためにも、転職サイトの利用をおすすめします。
なお、看護師の転職活動や準備に関する詳細は、下記の記事で詳しく紹介しています。
看護師が転職に成功するための秘訣4つ
ここからは、看護師が転職失敗を防ぐための秘訣を4つ紹介していきます。
看護師が転職失敗を防ぐポイント
それでは順番に確認していきましょう。
公式ホームページをチェックして職場の雰囲気を予想する
看護師が転職失敗を防ぐためにも、求人票に限らず、病院・施設の公式ホームページを確認しておきましょう。
なぜなら、公式ホームページの写真や情報・院長のコメント・院内ブログなどから職場の雰囲気を予想できるからです。転職先が介護施設の場合は、利用者向けの情報を見てみるのもよいでしょう。
施設の魅力や提供サービスが詳しく解説されているため、どのような環境で働くことになるのかが分かります。
公式ホームページに採用情報の項目があれば、求人票の内容と違いがないか照らし合わせておきましょう。気になる求人を見つけた方は、下記のように施設の見学を利用するのもおすすめです。
面接の際に業務内容や勤務時間について質問しておく
面接の際は、転職後の業務内容について質問を入念にしておきましょう。下記の認識を合わせておくことで、入職後のギャップを少なくできます。
- 研修制度の有無
- 自分が担当する業務
- 配属される部署・ポジション
特に、看護師の業務内容以外でギャップが生じやすいのは、夜勤の頻度と残業時間についてです。「夜勤は月平均何回なのか」「残業時間は多い月で何時間、少ない月で何時間」など、具体的に把握しておきましょう。
労働条件通知書と求人情報の相違がないかチェックする
看護師が転職失敗を避けるには、労働条件通知書をよく確認するのがポイントです。所定労働時間外や休日など、求人情報と相違がないかをチェックしましょう。
特に金額面の項目は注意が必要であり、手当の支給に条件があったり、試用期間の基本給が低くなっていたりすることもあるようです。
可能であれば、最終面接を受けた段階で、各種労働条件について記録しておくのをおすすめします。求人広告の記述や口頭での説明をもとに整理しておくことで、内定通知を受けたときの確認を円滑に進められます。
転職サイトに複数登録することで選択肢を広げられる
結論としては、転職サイトを複数使うことをおすすめします。なぜなら転職サイトには、それぞれそのサイトしか扱っていない「独占求人」があるからです。
また看護師の求人は非公開のものが多く、転職サイトに登録していない場合、希望の条件にマッチした求人を見つけにくくなってしまいます。転職の選択肢を広げるためにも、複数のサイトを並行して使うのがおすすめです。
悩んだら相談窓口の活用も効果的!看護師としてのキャリアに悩んだら、公共機関や民間企業が設置している相談窓口の活用もおすすめです。
例えば、看護師専門のキャリア支援期間「eナースセンター」などでは、転職を悩んでいる段階でも相談できます。
その他の詳しい相談先は『看護師転職の相談先一覧|仕事の悩みから将来の不安まで何でも話せる相談窓口』を参考にしてください。
特に転職サイトに登録する場合は、大手サイトに複数登録することをおすすめします。転職支援実績が豊富であり、全国の求人に対応しています。
転職サイトがしてくれること
- 希望を伝えれば、それに合う求人を紹介してくれる
- 新しい求人が出れば、すぐに教えてくれる
- 求人広告が出回っていない非公開求人なども紹介してくれる
- 応募先病院との面接日の調整を代行してくれる
実際に、転職サイトを利用した方の口コミも参考にしてみてください。
働きつつ子育てをしながらの転職活動だったので不安が多かったが、担当者がメールでやり取りをしながら不安の解消に努めてくれました。
そのため、私は一つひとつ考えながら転職先を絞り込むことができたと思います。
上記のように、現職と子育てを両立しながら、転職を成功させられたという声も多数ありました。
なお、今の職場を辞めて転職活動をするのはリスクが高いため、現職を続けながら転職の準備を進めましょう。
転職に悩む看護師におすすめの転職サイト3選
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
求人数:総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
利用者満足度(提案&サポート力) :利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
←左右にスクロールできます→
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
1位.看護roo!|看護師さん利用者満足度No.1
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No.1の看護師転職サイトです。登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
- 利用者満足度96.3%
- 公開求人55,907件+非公開求人も多数
- 面接同行や選考対策など手厚いサポート
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
- 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
- はじめての転職で不安なのでプロに相談したい
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
2位.レバウェル看護(旧看護のお仕事)|求人多数で選択肢の幅が広い!
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材をおこなっており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
- 累計利用者数40万人以上
- 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
- 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
- できるだけたくさん求人が見たい
- 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
- 気軽に求人探しがしたい
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヵ月かけて職場を探す「じっくり転職」など、求職者に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
- 看護師認知度4年連続No1の定番転職サイト
- 求人数は6万件以上
- 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
- なるべく早く次の仕事を見つけたい
- 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。
おすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
看護師の転職の悩みに関するよくある質問
さいごに、看護師の転職で生じる悩みについて寄せられた質問に回答していきます。
看護師の転職で生じる悩みに関する質問
転職回数が多い看護師は不利ですか?
転職回数が多い看護師が必ず不利であるとは断定できません。求職者が「どんなキャリアを積んできたのか」「採用することでメリットがあるのか」などによっても、印象が変わってくるからです。
万が一、転職回数に懸念がある方は、転職サイトをとおしてキャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。ご自身の状況や、譲れない応募条件などを明確にして、アドバイザーとの面談時に伝えるようにしましょう。
転職後にすぐ退職するのは印象が悪くなりますか?
転職してすぐに辞めてしまった場合、良い印象を持たれないため、短期で退職するのは避けましょう。
新しい転職先の選考時にも「なぜ早期退職してしまったのか」と質問される可能性があります。回答によっては「またすぐ辞めてしまうのではないか」とマイナスなイメージを持たれてしまうでしょう。
転職して間もない期間は退職へ踏み切るのではなく、一度先輩や上司・知人などに相談して、不安の軽減や解消に努めることをおすすめします。
看護師転職サイトは使わない方がいいのは本当ですか?
看護師転職サイトは利用しても問題ありません。なぜなら、キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらえたり、手厚いサポートを受けたりできるからです。
また、転職活動のための時間確保や進捗管理などにも対応しているため、現職の業務が忙しい方も転職活動を進めやすくなります。
万が一、キャリアアドバイザーとの相性が合わない場合は、担当者の変更もできるため安心して利用できるでしょう。
看護師転職サイトの利用については、下記の記事もあわせて確認してみてください。
看護師の転職に関する悩みを解決して理想の転職先を見つけよう!
本記事では、転職を考えている看護師の悩みや、解決策を当サイトに集まった口コミとともに紹介しました。
本記事の内容を参考にして、まずは転職せずに現状を改善できないか考えて行動してみるのをおすすめします。
どうしても現状を打破できない場合は、転職サイトの力を借りて、より活躍しやすい職場を比較検討してみてください。おすすめ転職サイトを再提示していますので、無料相談の申し込みから始めてみましょう。
←左右にスクロールできます→
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
皆さんの今後の活躍を心からお祈りしております。