外資系転職での失敗3パターンと後悔しないための全対策

外資 転職 失敗

外資系企業の転職について

外資企業に憧れるが、失敗は避けたい
「事前に外資転職の注意点を知っておきたい」

と考えていませんか?

結論から言いますと、日系企業との違いを正しく理解しないまま外資系企業に転職してしまうと、転職したことを後悔する恐れがあります。

というのも、外資系企業は風土や文化、仕事内容などあらゆる面で日系企業とのギャップが存在するからです。

そこで、プロのキャリアアドバイザーとして外資系企業への転職サポートをしてきた私が、失敗パターンや失敗を避けるためのポイント、おすすめの転職エージェントを以下の流れでご紹介します。

  1. 風土における3つの失敗パターン
  2. 給与/昇進における2つの失敗パターン
  3. 仕事内容における2つの失敗パターン
  4. 外資企業への転職で失敗を避けるための3ステップ
  5. そもそも転職エージェントを使うべきたった1つの理由
  6. おすすめの転職エージェント10選

全て読めば、外資系企業の特徴が正しくわかり、いざ転職しても大きなギャップを感じずに働けるようになるでしょう。

目次

1. 風土における3つの失敗パターン

まずはじめに、外資系企業に特有の風土による転職失敗のパターンを下記の3つご紹介します。

順に説明します。

1-1. 結果重視の人事制度

結果に対して非常にシビアなのが外資企業です。

自由度が高い反面、評価は過程ではなく結果のみを見られます。

当然、ついていけない方はリストラの候補として挙がってしまいます。

過去、お恥ずかしい話ですが、私がご紹介した方が、入社後に本国で1ヶ月間研修を行いましたが、パフォーマンスが悪かったため、その時点でクビになってしまった方がおりました。

全ての外資企業がここまで厳しい訳ではありませんが、特に営業職の方はこの傾向が強いです。

日本の外資では、日本の法律が適用されているので、「明日から来なくていい」ということは滅多にありませんが、居づらい雰囲気になってしまうのは間違いありません。

失敗しないためのポイント:リスクヘッジをしておく

そのため、転職する際はそれなりの「覚悟」と、もしダメだった際他にも転職できるだけのスキルを持っているという「リスクヘッジ」を考えて決断してください。

スキルを見極めるポイント

  • 知識(財務、人事、ITなど)や経験(営業、経営企画など)で、20代は3年以上、30代は5年以上の一貫性を持った経験をしていること
  • 上記の領域でアピールできる実績を作っていること

1-2. 仕事とプライベートは別

日系企業では、社員旅行や部活動、休みの日にBBQをしたり、社員同士の交流も活発に行っている会社も多くあるイメージですが、外資企業では仕事とプライベートをきっちりと分けて考える風土です。

プライベートまで入り込んで行事にしたりすることは、圧倒的に少なくなってきます。(もちろん、全く無いわけではないです。)

社内も結果重視の風土なので、仲間同士の慣れ合いはなく、日系企業に比べると殺伐とした印象を受けるかもしれません。

そういった意味で、ギャップから孤独に感じる方が多くいるようです。

下記は実際に私が日系の自動車メーカーから外資企業に転職サポートした方から頂いたメールの内容です。

ご無沙汰しております。◯◯です。転職して1年程が経過しましたが、お陰さまで仕事にはだいぶ慣れてきました。
やりがいのある仕事で、結果的に転職して良かったと感じています。
ただ、外資風土には少しまだ違和感を感じています。皆さん良い方で、質問などには丁寧に答えてくれるのですが、機械的なやり取りが多く、少し心の距離を感じます。
皆さん忙しいので仕方が無いのかもしれませんが、仕事終わりに気軽に一杯飲みに行くということもなく、その点少し寂しく感じています。
事前に覚悟していた状況ですので納得はしているのですが、こちらは慣れるのにもう少し時間がかかりそうですね。

この方は事前に会社の特徴をしっかりとお伝えしていたので、入社後に深刻なギャップなることはありませんでしたが、覚悟がないまま入社していたらギャップに苦しんでいたかもしれません。

失敗しないためのポイント:面接時に3つのポイントをチェック

少なくとも面接時に下記の3つのポイントを確認しておきましょう。

  • 社風として「社内でのプライベートと仕事をどのように切り分けているか」
  • 「社内行事」の有無
  • 「社員同士のコミュニケーション」の取り方

1-3. 公用語は英語

外資企業の公用語は基本的に英語です。

なぜかと言うと、上司や同僚が外国人ということもあり、英語に統一してしまう方が効率が良いためです。

採用時点では、若い方や専門性が高い方は、多少甘くジャッジされ内定まで勝ち取り入社される方もおりますが、深いコミュニケーションが取れず業績に影響が出てしまうケースも多々見受けられます。

また、上に行くほど外国人との関わりが多くなっていくため、昇進・昇格にも関わってきます。

たとえ成績が抜群でも、英語力がないためにマネジャーに上がれないという方もおります。

失敗しないためのポイント:英語力の現状確認と入社後にやること

外資に転職されたい方で、現状の英語力に合わせた対応を下記に記載致します。

1.初級(TOEIC700点以下)※TOEICの点数は目安ですこのレベルの方は、まずは英語力を向上してから転職しましょう。もちろん求人内容によっては、入社することはできるかもしれませんが、入社後に苦労することになるでしょう。まずは1年間、語学学校に通うなどして英語力を高めることをお勧めします。

2.中級(TOEIC700〜850点)

このレベルの方は、ビジネスレベルの語学力を求められる求人でなければ、入社してから英語力をのばした方が効率的です。ある程度の基礎はできているので、普段の業務内で英語力をのばしていきましょう。

3.上級(TOEIC850点以上)

このレベルの方は、基本的な内容のやり取りはできる人が多いでしょう。あとは契約や交渉、業務上の専門用語など、活きた英語をのばしていくだけです。

2. 給与/昇進における2つの失敗パターン

次に外資系企業の給与や昇進による失敗パターンを以下の2つご紹介します。

2-1. 完全成果主義

外資は基本的に完全成果主義です。

日系の年功序列とは異なり、学歴や年齢、前職での経験などは全く関係がなく、成果次第で出世できます。

裏を返せば、成果を出せないと年下の上司の元につくことや、どんどん後輩に追いぬかれていくこと、給与が思ったより高くないといったことが起こりうるのです。

そのため、成果を出せないと毎年の給与が読みづらく、家のローンを組みにくいといったことにも繋がります。

成果に貪欲になりきれない方や、プロセスを重視する方はギャップで苦しむ可能性があるでしょう。

失敗しないためのポイント:スピード昇格のための入社後行動をする

外資では、基本的に評価は上司が行うことがほとんどです。

つまり、早く昇格するためには、直属の上司に認められる必要があるのです。

そのために、まずは結果を出して信頼を得ることが重要です。

また、発言を控えてしまう人も多いですが、それは外資系企業においては逆効果です。

日系では謙虚と捉えられるかもしれませんが、外資では自分を持っていない人というレッテルを貼られてしまいます。

2-2. ベース給与とインセンティブ

高給なイメージを持たれる外資の給与は、インセンティブの割合が高いことが多いです。

特に営業職になるとベース:インセンティブ=6:4と、ほぼ半分が成果給で固定給がそれ程高くないケースもあります。

つまり、成果を出せないと給与が大幅に減少してしまうのです。

さらに、住宅手当や退職金といった福利厚生もほとんど無いため、提示された給与だけで現職との待遇の比較をしてしまうと、給与面のギャップに苦しむ恐れがあります。

年俸制で12ヶ月で割って月給が提示される場合は、月給ベースで上がることが殆どでしょうが、働いた分だけ時給換算では下がっていきます。そのため、労働時間なども事前に確認しておきましょう。

失敗しないためのポイント:外資企業の給与の支払われ方を把握する

外資企業は国内企業と給与の支払われ方が異なります。

トータルの年収は上がっても、ベースの給与が下がるという可能性もあるため、入社後に失敗しないために、どの様な支払われた方をするのか確認ましょう。

1.基本給+2.インセンティブ(もしくは3.コミッション)

年いくらという年俸で、12分割して毎月支払われる企業が多いです。

2.インセンティブ

目標に対しての結果で支払われる額が異なってくる賞与のこと。ベースとインセンティブは8:2や7:3の割合となるのが一般的です。

3.コミッション

売り上げた額の◯%が賞与として支払われる制度。支払われ方は企業により異なるが、クォーター(3ヶ月)もしくは半期毎に支払われる企業が多いようです。

※国内系:基本給+諸手当(役職手当、家賃補助など)+ボーナス

毎月もれえる額は国内系の方が多いケースもあるため、ベースで貰える額は確認しておきましょう

3. 仕事内容における2つの失敗パターン

次に外資系企業の仕事内容による下記2つの失敗パターンをご紹介します。

順に説明します。

3-1. 業務内容が明確に決まっている

仕事内容は個々人に期待する役割が明確に決まっています。

例えば、人事という職種でも、採用であれば採用業務のみ、教育であれば教育業務のみ、というようにその仕事の範囲内でパフォーマンスを出すように求められます。

そのため、日系企業にありがちな、領域を超えて仕事を任せられる(押し付けられる?)ということはほぼありません。

領域を広げたいと考えてる方は、入社前に仕事内容をしっかりと把握しておかなければ、少し肩透かしにあう可能性があります。

その代わり、部署異動は日系よりも頻繁に行われるので、パフォーマンスを出しており異動先の責任者の許可を貰えれば比較的やりたい仕事に移ることは可能でしょう。

3-2. 本国の影響を受ける

外資で一番厄介なのは、本国の影響を受けることです。

外資での日本支社は、あくまで一支社でしかありません。

本国の決定は絶対で、決まりには従わざる負えないことも多くあります。

具体的には、下記のような点が挙げられます。

  • 本国の決定に仕事や雇用が大きく左右される
  • 本国との調整に時間がかかる
  • 本国のタイムスケジュールに振り回されることも多い
  • 会社のトップが突然変わる、企業風土なども突然変わる

本国の決定に仕事や雇用が大きく左右される

採算の取れない法人や部署は撤退し、リストラということはよくあります。

また、撤退はなくとも、方向転換で日本支社の意向とは関係なくやり方をガラッと変え、現場が混乱するということもしばしば起こります。

本国との調整に時間がかかる

意思決定をとるのに、本国の許可が必要な場合が代表的です。

例えば、採用においても、人を採用する際は必ず本国に履歴書を送り、許可を得た上でしか内定が出せないという企業がありました。

採用は候補者が他企業も応募しているケースが多いため、スピードが命の中で、どんなに頑張っても1ヶ月かかると言われ、他社へ決められた時は人事も悔しい思いをしていました。

本国のタイムスケジュールに振り回されることも多い

上記の本国との調整が必要な場合、本国の時間に合わせて会議を行うことが殆どです。

時差がある国に本社がある場合は、昼夜逆転の生活を送ることになる場合も多いのです。

精神的・肉体的に厳しくなってくるのは想像に固くありません。

会社のトップが突然変わる、企業風土なども突然変わる

人事異動も頻繁に起こり、日本支社のトップが変わることもザラにあります。

例えば、私が相談を受けたある外資企業の営業の方は、売上が落ちたことで日本支社のトップが代わり、本国の管理も厳しくなったそうです。

管理職の業務の半分が本社への報告業務になって顧客と向き合う時間が減り、転職を考えはじめた方もおりました。

ただ、全ての企業がそうかと言うとそうではありません。

実例を挙げると、アヒルのCMで有名な大手保険会社。

本社があるアメリカでは中堅の保険会社でしかなく、日本での売上が全体の7割を占めているため、必然的に日本の発言権は強くなってきますので、それ程締め付けは強くなく、自由に決定権をもらえているようです。

4. 外資企業への転職で失敗を避けるための3ステップ

では、外資企業に転職する際に失敗しないためにはどうすればいいか。具体的には下記のステップを踏んで行きましょう。

  1. 外資系企業の内容を知る
  2. 現職とのギャップを理解する
  3. 覚悟を持つ

4-1. 外資系企業の内容を知る

今回の記事で書いてある内容、具体的には「風土」「条件」「仕事内容」における外資系企業の内容を知ることが重要です。

現職とのギャップを知るためにも、まずは企業のことを知る必要があります。

基本的に情報収集は、転職したい企業に友人・知人がいれば、まずはその方に聞くのがベストです。

もし入社している友達がいない(少ない)ようでしたら、転職エージェントを通じて情報収集するのがいいでしょう。

外資企業へ強いエージェントは「外資系に強い転職エージェント・サイトおすすめランキング | 業界・目的別に一覧で紹介」をご覧いただけば、自分の志望する業界に強い転職エージェントがきっと見つかり、しっかりとプロから情報を収集することができるでしょう。

4-2. 現職とのギャップを理解する

外資企業の内容を理解したら、次は現状とのギャップを理解することが重要です。

特に風土面と給与面は、自分の許容範囲を客観的に認識し、やっていけそうかどうか判断しましょう。

4-3. 覚悟を持つ

一番重要なことは、覚悟を持つことです。

慣れない環境に転職するため、不安を全て払拭することは難しいでしょう。

どの道に進んだら幸せかというのは人によりけりで、正解はありません。

要は、納得したうえで覚悟を持って入社し、実績を出していくことが重要です。

5.そもそも転職エージェントを使うべきたった1つの理由

転職エージェントを使うべきたった1つの理由は、『転職の成功確率がずっと高いため』です。

実際、転職エージェントへ登録することによって以下2点の恩恵を受けることができます。

では、順にご説明します。

メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる

転職エージェントを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。

例を挙げると、リクルート社が運営する『リクナビNEXT(転職サイト)』と『リクルートエージェント(転職エージェント)』では求人数を比較すると、転職エージェントの方がより多くの求人を保有していることがわかります

求人数比較

さらに、転職エージェントで一般公開している「公開求人」のみならず、「非公開求人」まで見ることができるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず登録すべきだといえるでしょう。

〜非公開求人〜
事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴があります。

非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。

メリット(2) 転職のプロからサポートを受けることができる

この章では、転職エージェントがしてくれる『4つのサポート』について紹介をしていきます。

選考前から入職後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。

フロー

反対に転職エージェントを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。

STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)

転職エージェントに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。

そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行い、「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。

また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。

  • 希望の給料やボーナスの水準
  • 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
  • 希望の勤務場所(立地や交通の便)
  • 「介護施設がいい」などの転職先の希望

STEP2. 求人の紹介

面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。

要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職エージェントが応募手続きを代行して行ってくれます。

この時、転職エージェントだからこそ知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。

また、転職エージェントの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。

非公開求人は何がいいの?

転職エージェントを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。

実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。

STEP3. 選考のサポート

履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職エージェントは行ってくれます。

転職エージェントはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえるからです。

そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。

また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。

STEP4. 内定後のサポート

内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。

  • 職場側との条件などの調整
  • 入職手続きの代行
  • 現職の退職交渉のアドバイス

以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。

~ここまでのまとめ~

転職エージェントに登録するべき理由について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

登録することで、非常に大きな恩恵を受けられるので、とりあえず相談ベースでも登録することをおすすめします。※しかも登録は無料です。

  • メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
  • メリット(2) 転職のプロから丁寧なサポートが受けられる

次の章では、転職エージェントをより効果的に活用するポイントについてご紹介していきます。

次の章で、筆者がおすすめする転職エージェントを数社ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

6. おすすめの転職エージェント10選

自身の転職コンサルタントの経験から、おすすめの転職エージェントを以下の2つに分けてご紹介します。

順に見ていきましょう。

外資系企業に挑戦したい方におすすめの転職エージェント6選

外資系企業に挑戦したい方におすすめの転職エージェントをご紹介します。

転職エージェントを選ぶ際は、下記の3点を意識しましょう。

転職エージェントを選ぶポイント

  • 求人の質・量
    …優良案件が多く、求人数も十分にある
  • 提案力
    …希望条件に合った求人を紹介してもらえる
  • サポート
    …選考対策や書類管理を丁寧に行ってくれる

これらを意識して、下記の比較表から自分にあったエージェントを見つけて数社登録してみてください。

エージェント名総公開求人数説明
リクルートダイレクトスカウト
約38.2万件件
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト。
年収1,000万円以上の外資系求人が約3,700件ある上に、担当コンサルタントを自分で指名できるという特徴がある。
ランスタッド
約6,400件
求人数は少ないものの、サポートが手厚い。
また、一つ一つの求人の質が高く年収アップを見込める。
ビズリーチ
約8.5万件
CMで話題のヘッドハンティング型サイト。
無料で利用できる範囲が限られるが、高年収の求人が多い。
エンワールド・ジャパン
約1,000件
グローバル求人や海外案件に携われる求人が豊富。
また、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートをしてくれる。
JACリクルートメント
約1.4万件
求人の量が少ないものの、JACリクルートメントでしか取り扱いのない案件も多数。
doda X(旧称:iX転職)
約5.4件
(2024年6月時点)
事業戦略に直結するようなハイクラス求人が豊富。

※求人数:2023年10月13日時点

リクルートダイレクトスカウト | リクルート運営のヘッドハンティング型サイト

リクルートダイレクトスカウト トップ画面

リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

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ランスタッド | 年収800万円以上の外資求人

ランスタッド

ランスタッド』は、オランダに本社を置き、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。

保有求人全体の約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収2000万円以上のハイクラスな求人も見つけることができます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。

またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も多く、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。

公式サイト:
https://randstad.co.jp

※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。

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ビズリーチ | CMで話題のヘッドハンティング型サイト

ビズリーチ

ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。

企業の求人掲載、求職者の登録の双方に事前審査が行われることにより、質の高いマッチングを実現しているのが特徴です。

基本的な検索サービスなどは無料で利用できますが、求人応募やプラチナスカウトの受信などの機能は有料会員への登録が必要となります。

  • タレント会員
    年収750万円未満の方対象 / 月額3,278円(税込)
  • ハイクラス会員
    年収750万円以上の方対象 / 月額5,478円(税込)

月額課金制の転職サイトは業界でも珍しく、利用をためらってしまう人もいるかもしれませんが、その分質の高い求人が揃っているので、「本気で転職したい」と考える方に特におすすめです。

公式サイト:
https://bizreach.jp/

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エンワールド・ジャパン | グローバル求人が豊富でサポートも手厚い

エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパン』は人材業界大手エン・ジャパンのグループ企業で、外資系企業やグローバル企業の求人案件を多く保有しています。

転職希望者のニーズを重視しており、コンサルタントが無理に転職先を薦めることはありません。

また「入社後活躍」という企業ミッションに即して、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートを行ってくれます。

年収800万円以上の求人が常に10,000件以上あるのでグローバル人材として活躍したい方だけでなく、高年収を狙う方も登録必須のエージェントです。

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JACリクルートメント | ハイクラス転職実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。

30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援を行ってきた信頼と実績があります。担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。

ロンドン発祥の日系転職エージェントということもあって、他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っています。外資系企業や海外進出企業への転職を検討している方におすすめです。

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doda X(旧称:iX転職) | 事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富

doda X(旧称:iX転職)

doda X(旧称:iX転職)』は、事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人に特化した転職サービスです。

約5.7万件の公開求人を保有しており、その多くが年収下限600万円の求人(2024年7月時点)

強みを発揮する分野は経営・企画や管理部門、各種技術職など、マネジメント層・スペシャリスト人材のハイクラス転職に先鋭化したサービスとして人気を博しています。

そして、2022年10月にはサービス名称を『iX転職』から『doda X(デューダエックス)』に改称し、より一層ハイクオリティなサービスの提供に向けて邁進しています。

doda X』の特徴はそのサービス内容にあります。

doda X』では、ヘッドハンターからスカウトを受け取れる「ヘッドハンティングサービス」と、求人紹介を受けたり自ら求人検索・応募したりできる「求人紹介サービス」という2つのサービスが提供されています。

スカウトを待ちながらじっくりと検討を進めるだけでなく、スピーディなハイクラス転職を実現したいときにも有用です。

公式サイト:
 https://doda-x.jp/

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内資・外資共におすすめの転職エージェント4選

次に内資系企業、外資系企業共におすすめできる転職エージェントをご紹介します。

外資系企業に転職して痛い目を見たから、次は日系の企業に転職したい!」と考えている方は、これから紹介する転職エージェントの中から数社登録することをおすすめします。

エージェント名総公開求人数提案力サポート体制
doda
約17.3万件

3.9

4.0
マイナビエージェント
約4.3万件

4.1

4.3
リクルートエージェント
約32.0万件

3.6

3.5
パソナキャリア
約3.8万件

3.9

3.8

※求人数:2023年10月14日時点

順に見ていきましょう。

doda | 求人数No.2・転職サポートが評判

2024年版dudaトップ画像

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

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マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1

※マイナビのプロモーションを含みます。

マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

※マイナビのプロモーションを含みます。
※マイナビのプロモーションを含みます。

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リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

◆補足:リクルートが運営している関連サービス

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パソナキャリア | サポート充実で満足度No.1

パソナキャリア_新キャプチャ画像

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです

運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。

Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。

親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプラン女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。

パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢有用な提案を受けることができるでしょう。

さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。

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現年収600万円以上なら『パソナキャリア』のハイクラス向けサポートがおすすめ

パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)があります。

取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。

パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。

既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう

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7. まとめ

全ての外資系企業に当てはまるわけではありませんが、入社後にギャップを感じやすいポイントについてお伝えしてきました。

外資に踏み込むことを躊躇っている方も、今回記載した違いを理解すれば、変に恐れる必要はありません。

どうしても自分だけで解決できないことは、以下で紹介する転職エージェントに相談し解決するようにしてみてください。

外資系企業に挑戦したい方におすすめ

内資・外資共におすすめ

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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この記事を書いた人

現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。

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