株式会社イード

株式会社イード

コンテンツ・メディア事業(funboo)
コンテンツビジネス
コンテンツ・メディア事業(funboo) コンテンツ・メディア事業本部 funboo事業部 事業部長 加藤久佳
コンテンツビジネス
コンテンツ・メディア事業本部 funboo事業部 事業部長 加藤久佳

コンテンツ・メデイア事業本部Funboo事業部では、ワールドワイドに展開する著名なキャラクターが有利にビジネスを展開できる特性があるコンテンツビジネスの中で、無名なキャラクターやイラストレーターの作品を起用し、クリエイティブで差別化させ、多くのユーザーにサービスを提供しております。現状では累計1 0 0 万人以上の方にご利用いただき、多くのユーザーに支持されています。
また、世界的に利用者が増大したスマートフォンに対しても、アプリケーション、コンテンツにおいて「User Experience Company」としての使命のもとにクリエイティビティの高いコンテンツを提供してまいります。

Interview コンテンツ・メディア事業本部funboo事業部 事業部長インタビュー

――メディア事業が多いイードの中で、funbooはコンテンツ配信事業と異色の事業部ですね。

【加藤】もともとは別の会社で立ち上げた事業なんですよ。僕自身は、まだネットが出てくる前、CD-ROMの時代からゲームメーカーでコンテンツ制作の仕事をしていました。でも、世の中のニーズはもっと多様じゃないかと感じたので、別の会社に移って、モバイルコンテンツの配信事業を立ち上げたんです。その後、M&Aでイードの前身のIRIコマース&テクノロジーに事業ごと参加したというわけです。

――天野さんはデザイナーですね。イードに入社されたきっかけは

【天野】キャラクターを扱う仕事に興味があったので、専門学校時代にアルバイトでfunboo事業部に入りました。卒業後は一度別の会社に就職したのですが、やっぱりイードに戻ってきました。

――funboo事業がイードに参加することで、何か大きく変わったことはありましたか?

【加藤】僕はどちらかというとこれまでは制作寄りの視点だったのですが、宮川社長の影響を受けて営業的なスタンスをより強く意識するようになりましたね。もう一つ、これは偶然なのですが、きせかえサービスが始まる以前に、ユーザーが携帯電話のアイコンを一つ一つダウンロードして設定する、手間のかかるコンテンツのニーズがあることを知って対応していましたが、会社を移るタイミングで携帯電話の新しいカスタマイズサービスの「きせかえコンテンツ」に対応したことで、売り上げが大きく伸びました。

――funboo事業についてもう少し詳しくお聞かせください。

【加藤】先ほども、ユーザーのニーズはもっと多様であると感じていましたが、僕たちはその中でもカルチャー感度の高いM1、F1世代の方達に向けたエンターテインメントを供給したいと思っています。

――カルチャー感度ですか

【加藤】例えば、ディズニー、キティちゃん、リラックマなど、大きく流通しているキャラクターがありますよね。でも、そうじゃない流通、例えばセレクトショップやファッション雑貨などで流通するモノもニーズとしては確実にありますよね。僕は20年前からエンターテインメントやっているんですが、どんどんニーズが多様化していくのを実感していて、そういうところに対応していくべきだなと思っていました。

加藤久佳

――ユーザーが求めるキャラを見つけ出す必要がありますね

【加藤】テレビや雑誌に大きく露出するようなキャラでなくても、たまたま打ち合わせの帰りに見つけて、もう、その場で「やる」と。そのようなキャラがメジャーキャラと同じような売上になる。いつも最先端は難しいので、スタッフにはカルチャー誌、ファッション誌には目を通すように言ってあります。作家さんからの売り込みもあります。

――見つけ出したキャラクターはどんな風に売り出すんでしょうか。大手流通とは売り方が違いますか?

【加藤】ウチはモバイルがベースなのですが、デバイスが非常に多く、全てに対応させるのは大変です。アニメーションなどを多用するともっと難しい。大手流通のキャラクターはコストも時間もかかるので、そういった対応をしていないんです。僕らは逆に他社がやらないインタラクティブとアニメーションなど、クリエイティブな実践をしていこうと思っています。これはもともとゲームで仕事をしていたというベースがあるからかもしれません。ゲームは、制約の多いハードで面白いモノを造ることが求められますからね。

――デザイナーの視点から、コンテンツ制作で注意していることはありますか?

【天野】:キャラクターによって、コンテンツの雰囲気を変え、動きをつける場合も個性を壊さないように注意をしています。いつも難しいですね。作家さんと打ち合わせすることもありますが、相談した時に、逆にこういうのどうですかと提案していただくこともあります。ちゃんと話し合ってイメージを擦り合わせることが大事だと思います。
アニメーションも多くの場合ビックリされますね。「ああ、こういうふうに動くんだ」と驚かれることも。

【加藤】ターゲットユーザーに合わせることが売り上げにつながるので、場合によっては全部書き換えてしまうこともあります。例えば、メジャーなキャラクターもターゲットに合わせて書き直しているのですが、普通は手を加えるなんてタブーですよね。そこを版権元と交渉してターゲットに合わせていくところは、まさに戦いですね。

また、キャリア向けなので、アダルト要素、暴力要素など基本的にNGなのですが、きわどいコンテンツを扱うこともあります。海外のスプラッター系のアニメキャラクタなど、かわいらしいがグロテスクな表現もあります。抗議が来たこともありました。

【天野】逆にユーザーさんから「本来はグロテスクだから、グロテスクなのが欲しい」という応援の声もありました。

――現在のビジネスモデルと、今後の事業展開について伺います

【加藤】スマートフォンの普及でマーケット自体が細分化したため、キャリアベースの売り上げの他、App StoreやGoogle Playなどへの対応も必要です。キャラクターが好きな方が集まっているサイトを保有していることを活かして、次の展開を進めていく目標もあります。目先のことだけを考えるとキャリアのマーケットですが、スマホの普及を考えるとアプリなど新しい展開が必要ですね。インタレストグラフとつなぐ仕組みなども構築できないかとも考えています。

――ところで、funboo事業部のスタッフにはどんな資質を求めておられますか?

【加藤】クリエイティブ志向が強ほど、自分の趣向に偏りがちです。世の中のバリューと作っているもののバリューが一致しないといけないので、ユーザーのトレンドやマーケットの状況、競合他社の対応などを、しっかり見るよう言っています。

【天野】ただ、クリエイティブな部分が全く無いと困りますね。ユーザー目線になるか主観的になるか。バランス感覚が重要ですね。

――最後にユーザーに向けたメッセージをお願いします

【加藤】いろんな価値観、いろんな生活があると思うんですが、僕らのコンテンツに触れることで癒されたり、面白いなと思ってくれたりしたらいいな、心が和らぐことがあればいいなと思います。

【天野】サンプルでも、是非興味を持っていただいたら、試してみようかな、触ってみていただけたらなと思います。

加藤久佳

加藤久佳
1969年神奈川出身。インターネットも無いCD-ROMが全盛の時代から、デジタルコンテンツのキャリアをスタートさせ現在に至る。他社でキャラクター配信サービス立ち上げ、06年5月に事業ごとイードに参加、エンターテインメント性のあるデザインを幅広く事業展開を進めている。

天野果菜

天野果菜
1991年東京出身。コンテンツ・メディア事業本部funboo事業部デザイナー。専門学校在学中の09年にfunboo事業でアルバイト。卒業後はいったん別会社に就職するも2012年イード入社。現在デザイナーとして活躍している。

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