2008年06月24日開催

ユーザー中心のデザインにおいて「誰のためのデザインなのか?」という視点から具体的なデザインコンセプトを明示するためのデザイン手法である、ペルソナ/シナリオ法。
アメリカでは古くからソフトウェア開発やWebデザインの分野を中心に広く用いられていた手法でしたが、昨年あたりからようやく日本でも注目を集めるようになってきています。ただ、注目を集める一方でペルソナだけが一人歩きしてしまい、本来のユーザー中心デザインの枠組みの中でユーザーの満足度の高いものづくりを行うための一手法という役割が見落とされてしまっているという懸念もあります。ペルソナを作ること自体が目的となってしまい、ユーザーの視点でものづくり・デザインを行うという本来の目的から焦点がずれてしまっている傾向もあります。
デザインの現場においてペルソナ/シナリオ法を活用するためには、もう1度、ユーザー中心デザインのプロセスにおけるペルソナ/シナリオ法の位置づけ・役割を明らかにし、ペルソナを作成する前後の具体的な作業についても実践レベルで明らかにする必要があるでしょう。
そうした視点からWebデザインにおけるユーザー中心デザインの技法とその実践方法を紹介した『ペルソナ作って、それからどうするの?』がこの度ソフトバンククリエイティブから出版されました。
著者である当社チーフコンサルタント・棚橋弘季は、ペルソナデザインコンソーシアムの理事も務めてもいます。今回は同書の出版を機に、ペルソナ/シナリオ法を中心としたユーザー中心デザインの手法とその実践法を紹介するセミナーを開催いたしました。
セミナー概要
| 日時 | 2008年06月24日(火) 13:30~15:35(受付開始13:10より) |
|---|---|
| 定員 | 90名 |
| 参加費 | 無料 |
| 会場 | ハーモニーホール(東京・中野坂上駅直結) |
| 主催 | 株式会社イード |
| 協賛 | ペルソナデザインコンソーシアム |
プログラム
13:30~13:40 |
挨拶 佐々牧雄(株式会社イード) |
13:40~14:35 |
講演「ペルソナを中心にしたユーザー中心デザインの実践」 【講師】 |
14:35~14:50 |
休憩 |
14:50~15:35 |
パネル・ディスカッション
【パネラー】 |
15:35 |
終了 |
講師・パネラープロフィール
- 白根英昭
2002年から株式会社大伸社にてペルソナ作成サービスを開始。
2004年にユーザー中心のイノベーションを専門に提供するm.c.t.事業部の設立に参画し、数十社のペルソナプロジェクトを担当。一橋ビジネスレビュー(2007年秋号)、日経情報ストラテジー(2008年5月号、6月号)に寄稿。産業科学システムズ主催のセミナー講師(3月、次回は8月予定)。関西の産官学共同で7月に開講する組み込みソフト技術者の養成塾「組込み適塾」にて講師を担当予定。
- 浅野智
多摩美術大学院修了芸術学修士。
多摩美術大学にて研究室勤務を経て、1989年横浜デジタルアーツ専門学校の設立に参加。
現在、同校教務部の責任者を務めるとともに、同校情報デザイン研究室で電子機器やWebサイトのユーザー・インターフェース、ユーザー評価の研究を行っている。東京・横浜を中心に、企業や自治体との共同研究多数。近年はそれらの組織にペルソナ/シナリオ法の指導も行っている。
日本デザイン学会会員、ヒューマンインターフェース学会会員、HCD-Net会員、情報デザインフォーラムメンバー。
- 棚橋弘季
株式会社イード、第1プロジェクト推進部チーフコンサルタント。ペルソナデザインコンソーシアム理事。情報デザインフォーラム・メンバー。
ペルソナ/シナリオ法を使ったWebサイトのユーザー中心デザインのプロジェクトに多数携わる。著書に『ペルソナ作って、それからどうするの?』、『マーケティング2.0』(共著)。





